プロローグ
まだまだ未熟な僕ですが、頑張っていきたいと思います。
2012年12月25日 クリスマス
凍てつくような雪の季節のめでたい日に、私の誕生日がある。誕生日がクリスマスと、かぶった私は毎年両親からクリスマスプレゼントと誕生日プレゼントを二つを貰っていた。
この2012年に私は17才になる、両親にはこれが「人生最後の誕生日プレゼントとクリスマスプレゼント」と言われて悔いの残らないように過ごすつもりだ。
その為に私は人生最後の素敵なプレゼントを二つ分一緒にしてアメリカに旅行にいくことにした。それも一人で。
さぁ人生最初の一人旅だ。
「パスポート良し、お金良し、あとは自由の国への護身用の銃・・・私の可愛い相棒ブラックパニッシャー良し。」
空港で今、持ち物を確認している少女、文月 桜は愛用の銃ブラックパニッシャーとその他持ち物があることを確認した後にブラックパニッシャーのみを特殊なケースに入れてゲートをくぐり抜けた。金属探知機の音はこのケースのおかげで鳴らない。桜はゲートを過ぎて少し離れた広場で人目に触れないようにケースからブラックパニッシャーを出して着てる赤いジャケットの裏側に装備したホルスターに押し込んだ。
「ふぅ・・・これでいいわね」
そして飛行機に搭乗、指定された席に座るとゆっくりと目を閉じて睡眠を始めた。
彼女はこの数時間後悪夢の誕生日を迎える