表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/44

第三章 パラレルワールド

「うっ…」

とりあえず床から立ち上がった。

頭が重たかった。

「…夢だったのか……?」

…そうして、しばらく辺りをみまわすと…


―――ここは俺の部屋じゃない!?


廃小屋のような場所だった。

「どこだよここ!」


「これがお前の能力だ」


背後を見ると、あの悪魔が立っていた。

「お前は…!ここは何だ!?夢なのか!?」

自分でもわかった、とても声が震えていたと。

「紛れもない現実だ、お前が自発的にこの世界へきた」

俺はすかさず言った。

「どういうことだよ!?お前は何なんだ!能力って何なんだ!?」


「俺の名はカオス、ある魔界の魔王の悪魔だ」

俺はある魔界という言葉だけでもひっかかった。

「は…?魔界…?魔王…!?意味が…」

俺の言葉を遮って、悪魔は言った。

「お前の能力はパラレルワールドだ」

しばらくの沈黙が続いた。


……

………


「パラレルワールド?」

俺は本当にばかなのか、パラレルワールドの意味がわからなかった。

「簡単に説明してやる、黙ってきけ」

悪魔は近くにあった椅子にすわり、話し出した。

「パラレルワールドとは、ある世界から分岐し、それに並行して存在する別の世界だ」

「簡単に言うと、あらゆる世界があり、お前はそのあらゆる世界を行き来できる」


「ちょっと待てよ!」

俺はどうしても腑に落ちなかった。

「俺は意識したこともない、それにそんなことありえ…」

遮って悪魔は言った

「お前は現にこの世界に来ている、ありえない等ということはありえない」

…図星だった。

この感覚は、幻覚や夢なんかじゃない。

確実に…別世界……

「な…何で俺がそんな能力を持ってるんだよ……?」

おそるおそるきいた

「それを説明するには、お前の前世の話をしないといけない」

俺はこんがらがっていた。

「前世?どういうことだよ…!急にそんなこと言われてもわからねぇよ!」


「…お前が使命を理解し、旅をすればわかる」


俺は、悪魔が嫌いだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ