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第二十三章 滅亡へ

「くそっ…!何だよこの暗闇…!?」

リングの炎を展開しつつ、周りを見ようとした。

「防御をおこたるな…死ぬぞ」

「あれ…?お兄ちゃんが居なくなってる!」

「…見捨てろ、自分の命だけを護れ」

「てめぇ!家族を捨てれるわけねーだろ!」

「いずれにせよこのままだと世界は滅ぶ!」

…消えるのだろうか、この世界が。


「見苦しいな、死を恐怖するとは」

「…てめぇ…!何なんだよこの闇!」

「この世界が地獄に変わる様を見るが良い…!」


――――また会おう、選ばれし者達、そして悪魔神よ。



――――状況はよくわからなかった。

ただ、地におちる感覚がした。


「全力でバリアを張れ!気を抜くな、死ぬぞ!」

体力的にも精神的にも限界が近かった。

「どうなってんだ…これっ!」

ガラガラガラと音をたて、ガラスのように空と大地がはがれた。

「くそっ…!このままじゃ…!」

「…新たな大陸へ逃げるぞ!地図を渡す!」

衝撃的な一言だった。

「いつまでおちるんだよ!こんな中じゃ無理だ!」

「受け取れ!」

悪魔はそう言って、妹に地図を渡した。

「お兄!バリアを解いて!私がするから…!」

俺はバリアを解いた。

その瞬間に妹のバリアが俺を包んだ。

「…いこ!新しい大陸!」

「うおおおおおおおおお!」

意識が一瞬とんだ気がした。





目をあけると、草原の上に居た。



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