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文学

西が東に

作者: 純白米

 ここは不思議なサカサ村。気付けばみんな、すでにこの村にいるのです。


この村では、すべてのことがサカサになる。


太陽は、西から昇り、東へ沈む。


「この村は、そういう村なのです。」


村人が言った。


「なんてことだ……。こんなことがありえるのか?」


旅人は、信じられないようであった。


時計の針も逆に進む。

雨は地面から空へ降り

村人は夜になると起き始め、朝になるとみんな寝る。


「私はなんというところに迷い込んでしまったんだ……。」


旅人は、村から村へ旅する人で、気付けばこの村に来てしまっていたのだ。


旅人はこの村に来たことを今更後悔していた。


「この不思議な村は、なんだか怖い。このままでは、私もサカサの世界に巻き込まれてしまうのではないだろうか…。」


気付いたときには、もう遅い。

あなたもすでに、この村にいるはずです。


すべてがサカサのサカサ村。

歓迎します。ここは不思議なサカサ村。



このお話は、サカサからも読めます。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 本当ですね! 逆さからも読めますね! こんな作品初めて読みました。 [一言]  他の作品も読んでみます。  これからも頑張って下さい。
[良い点] 全体的に不思議な雰囲気で良かったです(^_^)/ [気になる点] どこが逆さなのか具体的な出来事が起きたら面白いと思います! [一言] サカサの世界というネーミングセンスがすっごいいいと思…
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