偶然と必然
偶然という言葉がある。
世の中はほとんどが偶然でできている。
宝くじが当たるのも偶然。
君がこれを読んでいるのも偶然。
僕がこれを書いたのも偶然。
ほら、偶然ばかりだ。
逆に、偶然じゃない物を探す方が難しい。
だけど、難しいと思ったことも偶然だ。
何やらこんがらがってきた。
本質というのは、ほとんどが難解だ。
偶然についての話も、やはり難解だった。
しかし、偶然じゃないものもある。
それは、「存在」だ。
君の「存在」。僕の「存在」。
これは、確固として存在している。
いわば必然だ。
確かに、僕らが生まれたのは偶然だ。
だけど、僕らという「存在」は必然だと思うのだ。
何を言っているのか分からないだろう。
書いている本人も、実はよくわかっていない。
それでも、これだけは言える。
僕らは「必然」であり、それはとても大切なことであると。