ごほうび
良乃は学習塾でアルバイト講師をしている。受験生の夏、という珍しい時期に入塾してきた四倉帰一はどうもつかみどころのない、不思議な男の子だった。ある日、そんな彼に突然面談相手に指名され、首をかしげていると、男の子は言った。「―― ごほうび」「はい?」「ごほうびをくれるなら、がんばってみてもいいです」 以前期間限定でサイトに掲載していた短編の改訂版です。
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