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第38章:『燃えよドラゴン』:1973年香港映画

 ・・・いよいよ、あの名作の登場です。


 香港アクション映画の最高峰・・・それが・・・


 『燃えよドラゴン』:1973年香港映画です。


 では、またまたウィキからの超長い引用を。



 燃えよドラゴン


 『燃えよドラゴン』(もえよドラゴン、英題:Enter the Dragon、中国語題名:龍爭虎鬥、日本では「龍争虎闘」とも)は、1973年に公開されたブルース・リー主演のカンフー映画。


 ゴールデン・ハーベストの傘下さんかでリーが主宰しゅさいするコンコルド・プロダクション(香港)とワーナー・ブラザース(アメリカ)の合作を経て1973年に公開され、世界各国で大ヒットとなった。リーとカンフーが世界的なブームとなり、多くのフォロワーが生まれた作品である。2004年にはアメリカ国立フィルム登録簿に永久保存登録された。


 配給およびソフト化の権利は、欧米と日本、韓国ではワーナー、日本、韓国以外のアジア(香港、中国、台湾など)ではゴールデン・ハーベスト(1993年からスターTVに移行)が保有する。


 ストーリー

 少林寺の高弟こうていで武術の達人であるリー(ブルース・リー)は国際情報局のブレイスウェイト(ジェフリー・ウィークス)にかつて同じく少林寺で武術を学びながらも悪の道に手を染め破門はもんとなったハン(シー・キエン)が所有する島で3年に1度開催する武術トーナメントの参加を依頼される。トーナメントの参加は表向きで、犯罪行為の疑いがあるハンの島の内偵ないていをして欲しいという依頼に対してリーは消極的であったが、帰郷した際に家人から、数年前に妹スー・リン(アンジェラ・マオ(英語版))がハンの屈強な手下オハラ(ボブ・ウォール(英語版))と仲間達によって追い詰められた末に自害を遂げた事を聞き、ハンへの復讐を誓う。


 武術トーナメントに参加する格闘家の中には借金を重ねマフィアに追われているローパー(ジョン・サクソン)、職務質問してきた警官を暴行し半ば逃亡状態のウィリアムズ(ジム・ケリー)も居た。到着した招待客を迎えるのは金髪の美人(アーナ・カプリ(英語版))と、ハンの弟子で筋骨隆々の男ボロ(ヤン・スエ)。島は要塞化ようさいかされており、広大なコートでは大勢の男達が武術の訓練を行っていた。トーナメント前夜の祝宴しゅくえんは至れり尽くせりであったが、リー、ローパー、そしてウィリアムズは徐々にハンに対する不信感を募らせる。祝宴も終わり、リーは夜を過ごす相手として祝宴会場で見かけたメイ・リン(ベティ・チュン(= 英語版))を指名。彼女は数ヶ月前よりハンの島に潜り込んでいた諜報員ちょうほういんだった。その夜、メイはリーにハンに呼び出された女性が次の日から忽然と姿を消す事を伝える。


 翌日、トーナメントがハンの号令により開始され、ウィリアムズとローパーがそれぞれ出場し、勝ち進んでいく。夜になり、内偵を進めていたリーは警備員達に捕まりそうになるが何とか逃げ切る。それを偶然外で稽古けいこをしていたウィリアムズが目撃していた。トーナメントが再開されリーの出番になるが、その相手は宿敵のオハラだった。リーはオハラを圧倒し打ち倒す。審判がオハラの安否を確かめたが、既に事切れていた。その後ウィリアムズがハンに呼び出され、前夜の外出を警備員に目撃されていた事から内偵を疑われ追及される。島に嫌気がさしたウィリアムズはハンに反抗するが、金属の義手ぎしゅを持つハンになぶり殺されてしまう。次にハンに呼び出されたローパーは、島の地下にある阿片工場の内部を案内され、部下になる事を切り出される。トーナメントの目的は世界で活動出来る部下を探す為であった。途中、労働力の為に連れて来られた囚人達の姿がローパーの目に止まった。答えを渋るローパーの目の前に待っていたのはウィリアムズの死体だった。ローパーは服従を誓うしかなかった。その夜内偵を続けていたリーは麻薬工場などの様々な犯罪の証拠を発見、情報局に向けて信号を送る事に成功するがハンの手下達に追われ、攻防の末ハンに捕まってしまう。


 翌日、ローパーを待っていたのは囚われの身となったリーであった。ローパーは見せしめとしてリーと闘う事を命じられ、断ると代わりにボロと闘う事になった。激闘の末、ボロを倒したローパー。怒り狂ったハンは手下達にリーとローパーを殺すよう命じる。襲い掛かる手下達を次々と倒していくリーとローパー。その時メイが解放した囚人達が手下達目掛けて向かってきた。形勢不利と感じ義手を金属の爪に替えながら逃げるハン、それを追うリー。いよいよ最後の対決となり、リーはハンを打ち倒す。


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 ・・・さすがに、無料のフルムービーは見つかりませんでしたので、格闘シーンを中心に組み立ててみますね。


 1.『Enter the Dragon - The Remix』

→ UP主様は、「AyKay47」様。

→ この動画の1分45秒あたりで、リーに髪を無造作むぞうさにつかまれて、首をひねられる敵が、実は、まだ「かけだしの役者」で無名の青年だった、あのジャッキー・チェンなんですヨ。 さしずめ、リーとジャッキーの「夢の共演」といったところですかね♪


 2.『Enter The Dragon Trailer (Cantonese Version)』

→ UP主様は、「AyKay47」様。

→ 広東語かんとんごによります、トレイラー映像・・・つまり、映画の「ざっとした、みどころ」です。


 3.『Bruce Lee vs Sammo Hung / Enter the Dragon (1973)』

→ 劇中・・・冒頭部の「ブルース・リーVSサモハン・キン・ポー」の夢の対決。

 サモハンはですね、そりゃあ見た目は太ってて、明るいキャラでコミカルな印象を受けますけれども・・・実際は、とてつもなく強い武道家なんですよ。それに向こうでは、すごい大スターで、みんなから尊敬されてますしね、今でも♪


 4.『ブルース・リー「燃えよドラゴン/Enter the Dragon」吹き替え比較』

→ UP主様は、「urugin 777」様。

→ 順番が前後してしまいましたが・・・コレね、実に「哲学的な」素晴らしいシーンなんですよ。

 リーの有名なセリフがあります。「Don’t think. FEEL!」

意味は、「考えるな。感じろ!」です♪

 なお、動画中の吹き替え版でも述べられておりますように・・・あとにはこのような文言もんごんが続きますね。

 「“Don’t think. feel! It’s like a finger pointing away to the moon.Don't concentrate on the finger, or you will miss all the heavenly glory.”」

(考えるな。感じろ! ちょうどそれはだな、指先で遠くにある月を差すようなものだ。目の前の指先だけに意識を集中させるじゃないんだ・・・でないと、大いなる栄光はつかめん。)

 深いっスねぇ・・・。 m(_ _)m


 5.『Roper and Williams fight at the Khan Tournament. Enter the Dragon』

→ UP主様は、「AlexMovieClips」様。

→ 名わき役のローパーとウィリアムズのトーナメント初戦。二人とも余裕ですなぁ・・・ローパーなんぞ、わざと弱いふりして「け」なんかウィリアムズと共謀してこっそりやって、どんどん掛け金つり上げて、最後は、二人そろって、まんまと「ヒゲメガネおやじ」とのけにも勝っちゃって。

 よっ、この千両役者せんりょうやくしゃッ♪


 6.『Williams vs. Han』

→ UP主様は、「Mogh」様。

→ ハンに誤解されたウィリアムズが、島を去ろうとし、ハンと対決するシーンです。

 この『燃えよドラゴン』っていう映画ですがね、ハリウッドがからんでまして、劇中の言語につきましては、全員、英語で話すのが基本だったんですよ。発音がヘタクソだとか、なまりがあるとかないとかは別にしましてね。

 そんでですね・・・ハン役の「シー・キエン氏」・・・実は英語がまったく話せなかったんですって。だから、劇中での彼は、意味もわからずに、たーだ「英語のセリフ」をしゃべってたそうですよ。


 7.『Enter The Dragon (1973) Bruce Lee Vs Robert Wall Lee Vs O'Harra Full Fight 4K』

→ UP主様は、「Bruce Lee」様。

→ トーナメントで、オハラを倒し、妹のかたきを取ったリー。

 でも、なんか・・・やるせないですよねぇ・・・。なりふりかまわず凶器を持ち出し、それでもリーに勝てず死んじまったオハラに向かって、死人にムチ打つように、「オハラはわれわれの名誉をけがした。」と極悪人のハンに言わしめるくらいですから。「武道家のハジだ!」ってところだったんでしょう。


 8.『Bruce Lee vs Han's guards at the Underground base / Enter the Dragon (1973)』

→ UP主様は、「FIGHTING CINEMA」様。

→ すげぇ・・・。素手でも棍棒こんぼうでもダブルスティックでもヌンチャクでもつぇえええ!!


 9.『Scene from "Enter the Dragon" by Sam H』

→ UP主様は、「Scott Watson」様。

→ 連中との、最後の乱闘シーン。動画の32秒あたりにご注目を。この、リーによるいわゆる「ライトニング・キック」の五連弾ごれんだんなんですが・・・うしろのエキストラの白い胴着の若者の中に、この連続キックを見て、おもわず大笑いしちゃってる方が一人いますよね。

 コレ・・・有名な「NGシーン」なんですが、映画製作者側も、完成するまで、まったく気がつかなかったらしいです。一度、日本のTVでも取り上げられましたが、私は、ビデオでこの映画を初めて観たときに、すでに気づいていましたとさ♪

 結局、この「犯人」がどこのだれかは最後まで不明だったそうです。

 たぶん、エキストラの言い分としましては・・・「リーに蹴られた相手の様子が、すげえコミカルだったんで、おもわず笑っちまったい♪」てなとこですか(苦笑)。 

 ちなみに、この「エキストラの連中」は、全員が、香港周辺の本物のギャングだったり、チンピラもどきだったりで、リーは撮影中、よく「決闘」を申し込まれたそうですよ。


 10.『Enter The Dragon (Bruce lee Vs Han) No Interuptions HD』

→ UP主様は、「KAABA」様。

→ リーと、ラスボスのハンとの対決。冒頭話す、リーのひと言が重いです。

 「・・・お前は、俺の家族と少林寺の名誉をけがした。」



 ・・・以上です。


 m(_ _)m

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