第32章:『ランボー/怒りの脱出』:1985年のアメリカ映画
・・・この章では、アクション映画の、あの超大作を。
CGなど使用しない、すべて実写の迫力!!
それが・・・
『ランボー/怒りの脱出』:1985年のアメリカ映画です。
私がヘタクソな素人解説するよりも、またまた「ウィキ教授」のお力を素直にお借りしましょうね❤️
ウィキより。
『ランボー/怒りの脱出』(ランボー/いかりのだっしゅつ、Rambo: First Blood Part II)は、シルヴェスター・スタローンが主演したアメリカ合衆国のアクション映画。『ランボー』(First Blood)の続編にあたる。
1985年に公開されるや、世界各地で大ヒットした。本国アメリカでは1億5千万ドルを稼ぎ出し、その年の全米興行収入2位を記録。
本作は1985年度のラジー賞にて4部門を受賞(最低作品賞、最低主演男優賞、最低脚本賞、最低主題歌賞)。
ストーリー
服役中のジョン・ランボーを訪ねた元上官であるサミュエル・トラウトマン大佐は、特赦と引き換えに極秘任務を行うようランボーを説得する。その任務とは、戦時中ランボーが脱走したベトナムの捕虜収容所付近に潜入し、戦後10年以上が経過した今なお囚われている戦争捕虜の証拠写真を撮影して帰ることであった。
任務を承諾したランボーは、CIA所属のマードックの支援のもとタイの米軍基地からベトナムへ潜入。アクシデントからカメラを始めとする装備の大半を失うも、女性情報員コー・バオと落ち合い収容所へ向かう。
収容所で捕虜の惨状を目の当たりにしたランボーは任務外の救出活動を開始。1人の捕虜を連れ、ベトナム軍による追跡を受けながらも、脱出地点を目指すランボー。目的地へ到着した彼らの頭上へ救助用ヘリコプターが現れたが、ランボーが捕虜を連れていることを知ったマードックから救出を中止するよう命じられ帰還する。置き去りにされたランボーたちは捕らえられ、収容所へ連れ戻される。苛烈な拷問を受けるランボーの前に、ベトナム軍支援のため秘密裏に派遣されていたソ連軍将兵が姿を現す。
その後、バオの機転により脱出に成功し、バオと口づけを交わし、ランボーはバオの夢である渡米を誓うが、その直後ランボーが目を離した隙にバオがベトナム軍兵士たちにより狙撃されてしまう。ランボーは敵兵たちを返り討ちにしたが、バオはランボーの手の中で「アメリカに行きたい」と呟きながら息を引き取る。そして、ランボーはバオの仇討ちと捕虜の救出を決意し、敵への反撃を開始する。
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1.『映画予告 ランボー怒りの脱出CM 1985年』
→ UP主様は、「chirikun」様。
2.『水野晴郎 解説「ランボー/怒りの脱出」』
→ UP主様は、「dyouga8090」様。
3.『Rambo First Blood 2 (1985) - Opening Conversation Scene (1080p) FULL HD』
→ UP主様は、「RED Lion Movie Shorts」様。
→ 上記の動画とコレ・・・実は、非常に良い、英語リスニングの訓練素材なんです。こうやって、意味が充分わかっている英文を、同じ場面の「音声比較動画」で何度も繰り返し聴く・・・どの言語も、まずは、こんな訓練が必要なんですね♪
3.『Rambo: First Blood Part II - Intro』
→ UP主様は、「Benny Legend」様。
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4.『Rambo First Blood 2 (1985) - "Abort the Mission" Scene (1080p) FULL HD』
→ UP主様は、「Benny Legend」様。
→ 捕虜を、たったひとりだけでしたが救出したランボーは、追っ手の追跡をギリギリでかわしながらも、なんとか救出予定地にたどりるつきます。しかし・・・。
ヘリに乗ったランボーの上司、トラウトマン大佐:「捕虜を連れていると報告しろ!」
基地のオペレーター:「・・・マードックさん。ドラゴンフライからの報告で、ランボーが捕虜をひとり助け出してきたそうです。」
マードック:「なんだって・・・?」
オペレーター:「(うれしそうに)捕虜を見つけたんです!」
周囲で上がる歓声。
マードック:「あとの通信は私がやる、アイアンズ、ハリソン・・・全員、そとに出てろ。どうした、出てけ!! 波長をデータに変えろ。マイクをよこせ。
・・・ドラゴンフライ、こちらホワイトタイガー。聞こえるか? ドラゴンフライ、状況を報告せよ。」
なかなか降りてこないヘリに向かってランボーがどなる。
「はやく!!」
銃で、迫り来る兵士に向かって応戦するランボー。
マードック:「・・・作戦を中止して、ただちに帰還しろ。繰り返す。救出は中止だ、引き返せ!!」
ヘリのエリクソン:「もう一度いってください。もう一度!」
マードック:「救出せずに引き返せ!!」
エリクソン:「大佐! ・・・作戦を中止しろという命令です。」
トラウトマン:「マードック! 捕虜といっしょに、すぐこの下にいるんだ!! マードック、聞こえるか!?」
そのあいだも、銃で応戦するランボー。
「はやくこい!!」
トラウトマン:「着陸しろ!!」
サングラス:「(大佐に銃口を向けて)作戦は中止です。」
ランボー:「はやく!!」
トラウトマン:「・・・貴様たち、それでも人間か? 自分の仲間が下にいるんだ!!」
サングラス:「ちがうね。あんたの仲間だ。助ける義理はない。」
トラウトマンも、どうすることもできませんでした。
ランボー:「はやく! はやくしろ! もどってこい、オラァ!!」
ヘリは去り・・・ランボーと捕虜の二人は、囚われの身となってしまいました・・・。
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5.『Murdock vs Trautman Rambo 2』
→ UP主様は、「Wilfredo Antonio Amaya Minero」様。
音声はイタリア語の早口ですが・・・訳はこうなります♪
トラウトマン:「どうしてだ? どうして、見捨てた!?」
マードック:「うすうすは気づいたくせに、何も知らん顔はよすんだな。いってみれば、君も『ひとつ穴の狢』だ。」
トラウトマン:「人間のクズといっしょにしないでくれ。 ・・・猿芝居だったのか? あの戦争(= ベトナム戦争)と同じ、うそっぱちだったんだ!?」
マードック:「なんの話をしてる。」
トラウトマン:「あの収容所は、カラッポのはずだった。歴戦のベテランのランボーが偵察して、捕虜がいなかったといえば、議会も納得するし、万一捕まっても、生きてることは、あんたとコンピューターしか知らん。見殺しにして、『闇から闇』だ!」
マードック:「・・・誰に向かって話をしてると思ってるんだ。」
トラウトマン:「自分のヘマをごまかそうとしている官僚に、だ。」
マードック:「私のヘマじゃない。私は、国家のミスをカバーしてるんだ。今日の作戦にしてもそうだ。ランボーが言われたとおりにやってりゃ、問題は起きなかった。
余計なことをしないで、ただ・・・写真を撮ってくりゃよかったんだ。」
トラウトマン:「もし、その写真に捕虜が写ってたら・・・焼いて捨てるのか?」
マードック:「なぜ、こんなことをしたか、君にはまだわかってないようだな。」
トラウトマン:「いつもと同じだろう。 ・・・カネだ! 73年にも、捕虜の身代金の45億ドルを要求されて断った。結果はどうなった? また同じことをやる気なのか!?」
マードック:「・・・敵に人質を取られておどされて、カネを払ってやるのか? 敵はそのカネで、同盟国を攻めるための兵器を買うんだぞ。
半分死にかけてるような連中を取り戻して、どうなる? 国民が怒って、もう一度戦争をしろと騒ぎ出したら、懲りずにまたハノイを爆撃するのか!? だいいち、50億ものカネを上院が出すと思うのか? 赤字予算の中から、過去の亡霊を助けるためにだ!」
トラウトマン:「アメリカの国民だ!! 国のために戦って・・・」
マードック:「もうやめろ! 大佐・・・君のいまの話は、聞かなかったことにする。」
トラウトマン:「・・・きたないヤツだ。」
マードック:「悪いことはいわん。間違っても、二度とこの話は持ち出すなよ。」
トラウトマン:「あんたは、みそこなってるよ。」
マードック:「何をだ??」
トラウトマン:「・・・ランボーだ。」
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5.『'Electric Shock' Scene | Rambo: First Blood Part II』
→ UP主様は、「Benny Legend」様。
→ 訳しますね。
ポドフスキー:「私は、顧問団のポドフスキー中佐だ。君の名はまだ訊きだしていないようだが・・・すぐわかる。おろして洗ってやれ。」
「・・・ご苦労。手間をかけた、ビン大尉。護衛をひとり残してくれ。」
「苦痛に耐えるのは慣れてるようだ。戦争中、捕虜になって尋問されたことがあるんじゃないか、うん? 答えは無しか。名前はなんていう? そのくらい打ち明けてくれても、害はないはずだが・・・? 意地を張るのは、あまり利口なやり方とはいえんな。君を尋問して答えを引き出すのが、われわれの仕事だ。 ・・・ユーシン軍曹にとっては、君は単なる拷問の対象にすぎんが・・・私には、『仲間』だ。立場は違うが、同じ任務に就いてる『同志』といえる。
抑留されている戦争犯罪人を奪い返す目的で潜入したことははっきりしているし、その勇気は、賞賛に値する。しかし・・・それにしくじって捕らえられたのは、いかにも・・・まずい。このままではすまん。
まず最初に・・・君がスパイ容疑で捕らえられ、人民裁判によって有罪を宣告されたことを、無線で司令部に報告し、この不幸な経験に懲りずに、再び、かかる犯罪行為を行なう者は・・・君と同じ運命をたどる結果になる! ・・・警告したまえ。」
ランボー:「くそくらえ。」
ポドフスキー:「・・・痛い思いをしたいんだな? そうか。よーし。 ・・・ユーシン!」
このあとランボーは、電流による拷問にかけられます。
ポドフスキー:「(ユーシンに向かって)よし、やめろ。よろしい。ここでひとつ、君にとって、たいへん興味のあるものを読んで聞かせよう。
君たちの指揮官と、ヘリのパイロットとの間に交わされた無線を傍受し・・・それを、書き留めたものだ。
『ドラゴンフライよりホワイトタイガーへ』・・・ふん、子供だましだな。いいか・・・読むぞ。
『捕虜をひとり連れています。』・・・そして、その答えが、『作戦を中止して、ただちに基地に帰還しろ。(ランボーと捕虜の)救出は中止だ。引き返せ。』・・・(ランボーの髪をつかみ、ぐいと引っ張りながら)聞いてるのか!? ・・・どうやら君は、指揮官に見捨てられたようだな。そんなやつをかばってやる義理はあるまい。違うかね? ・・・続けろ。こたえんらしい。遠慮はいらんぞ。痛ければ、悲鳴をあげてもいい。」
さらに、電流の拷問が続く。
響くランボーの、苦痛に満ちた叫び声。
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6.『羽佐間道夫「マードック、殺しに行くから待ってろ」』
→ UP主様は、「ぎりぎりの20世紀少年」様。
7.『'Rambo Captured By The Soviets' Scene | Rambo: First Blood Part II』
→ UP主様は、「All Out Action」様。
8.『Rambo First Blood 2 (1985) - Rambo Vs Yushin | Helicopter Fight | Scene (1080p) FULL HD』
→ UP主様は、「RED Lion Movie Shorts」様。
10.『Rambo First Blood 2 (1985) - Helicopter Attacking Scene (1080p) FULL HD』
→ UP主様は、「RED Lion Movie Shorts」様。
→ ヘリでのランボーの反撃開始。た~まや~♪ もっとやれ、もっとやれ。
9.『'Rambo Destroys The POW Camp' Scene | Rambo: First Blood Part II』
→ UP主様は、「All Out Action」様。
11.『Rambo First Blood 2 (1985) - Helicopter Vs Helicopter Scene (1080p) FULL HD』
→ UP主様は、「RED Lion Movie Shorts」様。
12.『Rambo First Blood Part II (1985) - "Blowing Up The Helicopter" | Cinematic Clips』
→ UP主様は、「Cinematic Clips」様。
→ 訳しますね。
ランボー:「ローンウルフより、ホワイトタイガーへ、ローンウルフより、ホワイトタイガーへ。ホワイトタイガー、ローンウルフだ。ホワイトタイガー、聞こえるか? ホワイトタイガー、聞こえるか、オーバー。」
オペレーター:「よく聞こえるぞ、ローンウルフ。オーバー。」
ランボー:「・・・緊急着陸の用意だ。捕虜を救出して、まもなく帰還する。」
基地の一同:「やったー!!」
ランボーが生きていると知り、彼を裏切ったマードックは、たまらず別室へ。
トラウトマン:「聞こえたろう。全員、緊急着陸の用意にかかれ!!」
13.『Rambo First Blood Part II (1985) - Rambo vs Murdock』
→ UP主様は、「Touchstonefan03」様。
→ 訳しますね。
エリクソン:「(とぼけた顔で)帰れてよかったな!」
ランボーは、エリクソンを銃で殴り倒します。
そして、マードックのいる部屋の隣の部屋でマシンガンを乱射するランボー。
ランボー:「あーーーーーーーっ!!」
そして、マードックのいる部屋へ。
マードック:「ランボー、誤解しないでくれ。私も、命令されてやったことだ。」
ナイフを抜いて、ゆっくりと接近するランボー。
マードック:「神に誓うよ。こんな結果になるとは思わなかった。 ・・・まったく危険のない任務のはずだったんだ。」
ランボーは、マードックにナイフを突き立てていいます。
「任務は・・・果たしたぞ。ほかにも捕虜がいるのは知ってるな? どこにいるかもだ。
・・・助け出せ。それまで、命はあすかっとく!!」
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14.『Rambo First Blood 2 (1985) - Ending Scene (1080p) FULL HD』
→ UP主様は、「RED Lion Movie Shorts」様。
→ 訳しますね。
トラウトマン:「ランボー。どこへいく・・・?」
ランボー:「わかりません。」
トラウトマン:「また勲章をもらえるな。」
ランボー:「(ともに帰還し、いまは病院に運ばれる捕虜たちを見ながら)資格があるのは・・・あの連中ですよ。」
トラウトマン:「もう逃げることはない。君は自由だ。 ・・・いっしょに帰ろう。」
ランボー:「どこへです・・・? 部下がここで死んでる。俺の一部も・・・。」
トラウトマン:「・・・戦争では、いろんなことが起きるが、だからって、祖国を憎んじゃいかん。」
ランボー:「憎む? ・・・死んでもいい。」
トラウトマン:「・・・何が望みだ?」
ランボー:「望みは・・・あの連中の・・・そして、この土地へきて・・・命をかけて戦って、腹をぶちぬかれて、のたうちまわって死んだ連中の・・・望みは・・・!
俺たちが国を愛したように、国も俺たちを・・・愛してほしい。 ・・・それが望みです。」
トラウトマン:「どうやって生きてく?」
ランボー:「・・・その日、その日を。」
~ ~ ~ ~ ~
・・・以上です。
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