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第7話

ゴルフボールより一回りくらい大きいこの水晶玉。見つめているだけで吸いこまれてしまいそうだ。


「もぐたんはあの勇者のこと知ってるの?」

「もちろんなのです!愛の王国にいるものはみんな知ってるのです!そういえば天使を作ることについてなんだけど、やっぱり現実の世界で作ったほうがいいよね?」

「う~ん、そうだねぇ・・・」


「起きて、起きてってばー!」

「う、うーん。ねむいよぉー。」目をこすってもこすてっもまぶたが重い。

「今日ももぐは学校に行くのです!」またいつものように飛び跳ねている。

「チミがグダグダ寝ている間にたくさん天使を作ったのー!ブラボー!」のんきな奴だ。


「奇数、偶数、タンジェント!」 ところどころ何かが違う。頭がいいのか悪いのか。

「今日もいい一日だったね~!」

まだこの日々が続くのか・・・。

はぁ。

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