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第4話

 ふわっとしたベッドの生地が僕の疲れを癒す。

 今は夜、今日はいろいろ大変だった。



 ー朝ー

 もぐたんを連れてきたはいいが、これバレるとめんどくさい。

 友人にばれれば、からかわれて、ばかにされて、最悪いじめられる気がする。

 先生にばれれば、友人にばれて、やばい上に、先生からの説教がめんどくさい。


『なあもぐたん?』

『ん?』

『隠れる方法ない?』

『チミが?』

『いや、もぐたんが』

『チミ以外には見えなくすることはできるよ』

『じゃあやって』

『わかったー!』


 今日のびっくり2つ目だ。



 ー学校でー

 授業中、暇だったから、もぐたんの方をみると、なにやらビーズくらいの大きさのなにかをつくってた。


『なにそれ?』

『天使』

『は?そのちっこいのが?』

『うん。多分あっちの世界に居ると思うよ』

『?』

『ちなみにチミが起きてる間はあっちの世界の時間は進んでないよ』

『そうなのか』


 だったらあっちの悪魔よりも増やす効率は上がるな。


 今日のびっくり3つ目だ。


 ーさっきー

 そして、一番疲れたのがこのときだ。


「お兄ちゃん、朝持ってたぬいぐるみどこ?」


 これは焦った。

 なんて答えようか。

 とっさの思いつきだった。


「不気味だから捨ててきた。」

「ええー」


 という感じで、難を逃れたが、焦った〜。


 あとでもぐたんに


『不気味とかひどーい!!』


 だとかなんだとか言われたが気にしなかった。

 とは言ってもうるさかった…。


『なんか失礼なこと考えてない?』

『いいや〜?』


 こいつエスパーかもしれない。

 まあ、こいつならありうる。



 という感じで、精神的にびっくりやらなんやらで疲れた。

 寝てからも頑張らなくちゃいけないのに…。


 僕はあきらめて眠りについた。

 はやくおわらせよう。

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