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まぁ行く当てもないし、その辺をぶらぶらしてみよう~
にしても暗くてもわかるおそらく城であろうでっかい建物は異様な存在感である。
「ほんとおっきいな。」
思わずつぶやいてしまう。
これからどうしようか・・・
とりあえず食べ物を確保していかないとこのままでは死んでしまう。
もし、これが夢なら早く覚めてほしい。
はやく元の世界に戻りたい。別に今の世界でしか生きられないというのなら、何としてでも生き抜いてやろうと思う。
しかし、元の世界に戻れるというのなら・・・やらなければいけないことがたくさんある。
そんなことを考えていると、
「おい!逃げやがった!どこにいる!さがせ!」
あら、逃げたのがバレました。
とりあえず、ここを離れよう。
そう思い立ったと同時に走り出す。
ここからが私のはじまり。
漠然とそんな思いが体中を巡った。
すみません、出会いなかったです・・・。
次こそは!(たぶん)