二次会
色々あったけど、盛り上がって良かったです。
参加者の皆さんすごく喜んでくれて、今もめっちゃ楽しんでます。
だがしかし二次会中、ドラゴ家長女と一緒にパーティの運営側にとして、忙しく動き回ってます。
あちこちのテーブルにいっては、話題を上げて盛り上げたり、カップル成立させたり、
パーティ抜けて大人の階段上がろうとする人たちを妨害したり。
3時間ほどのパーティ二次会を成功させたあとに解散になりました。
何かと忙しくて、ご飯を食べることのできなかった僕は、残っている料理をひたすら食べていました。
半生の牛肉美味いとか、このお刺身美味しいとか、エビチリっぽい料理おいしいとか舌鼓してました。
ひたすら美味しい料理を食べ、もぐもぐタイムしていると
「トラ様、少しお話よろしいでしょうか」
ドラゴ家長女がやってきました、いきなりな事でしばらくむせていました。
「トラ様、本日はありがとうございました」
そういうと頭を下げてそのままでした。
「ど、どうしたんですか!?あたまをおあげ上げてください!」
頭も上げ、ゆっくりと話しかけてきました。
「あなた様のおかげで、殿下方の恥を最小限度で済ませることができました。」
「僕は、なにも・・・」
「何をおっしゃいますか、私含め、本来の婚約者の方のエスコートもせず、どこぞの女に夢中になって、ないがしろにする方々、どれだけ侮辱されているのか・・・」
冷静でいるように見えるが目がマジ血走りながらそう言いました。
「せ、せやね・・・」
あまりの迫力でビビッてしまって、それしか言えませんでした。
色々と頑張っているのに、自分の婚約者がポッとでのやつに持っていかれたらどれだけ、辛かったのだろうかと思うのか、心が削られるのだろうか。
それを思うと勝手ながら、とても同情してしまった。
それから、ドモリながらも他愛のない話を一緒にしながら過ごした。
他の周りの方々も楽しんだようで、自然と二次会もお開きになって皆さん解散した。
一部を除いては。