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ストレス?

期間があいて、ただでさえ文章を書くのが下手なのに、さらに下手になってすみません。


当主ゼロスパパは部屋に一人で絶賛えずき中。

トリーは急いでトラ・チャーチルの部屋に向かい、再びドアをぶち破っていました。

ドアをぶち破ってきた、我が家のメイドさん。


「トラ様、至急旦那様のところまで、失礼いたします!」


「ど、どした!?」


そいうとトリーはその後何も言わず、僕を軽々とお姫様抱っこして、走り出しました。

いつになく取り乱すトリーにビビりながら、何も言えないまま、運ばれます。


「と、トリー?」


「ハァハァハァ・・・」


荒い息のまま、我が父親ゼロスの部屋まで運ばれました。

なぜか部屋の扉が壊れています、なにか問題でもあったのかと思いつつ、トリーに運ばれつつ

部屋の中にはいります。


入ると父ゼロスはえずいていました。

トリーもしまった的な表情を出しながら見ないふりをしています。


「オェッ・・・オエエェェエ・・・ぇぇぇっ」


パパはすごい涙目でえずいていました。

何があったのか聞きたかったです。


自分とトリーが来たことに気づくと、今まで、えずいていたことをなかったことのように

しっかりと椅子に座りTHE貴族感を出しながら、キリっとした表情でこちらにガンを飛ばしてきます。

あと若干、部屋中が酸っぱい匂いがしています。


「トリー、すまない世話をかけた、トラと二人きりにしてくれ」


「わかりました」


そういうとトリーは僕を椅子に座らせ、すぐに部屋から出ていきました。


トリーが出ていくと、パパはまたえずいていました。


「オェッオェエェエエ・・・・」


どうした、どうしたのパパン。

えずきが落ち着くと静かに平静を装いながら、ペンダントを見せながらパパンは話かけてきました。


「トラよ、怒らないから、どこでこのペンダントを手に入れたのだ?もしかして落ちてものをひろっちゃった?」


「今日、とあることがあって王子様より頂戴いたしました」


「ゴフッ・・オェッ、そ、そうなのか・・・いや、もう一度聞くけど落ちてたの拾ってない?」震声


「直接、頂戴いたしました。」


「オェkツ!!・・そうなのか・・」


「なにがどうしてどうやってこのペンダントを頂戴したのか?」


「いえませぬ」


「どうしてもか」


「はい」


王子様がおしっこし我慢して抜け出して、もらっちゃったのはいえませぬ。



「そうか・・・」


えずくのも治まって、パパンは深く目を閉じたまま天井を仰ぎました。

ようやくなぜに僕が呼び出しくらってパパンと面談してるかと思うと

どうやら王子様からもらったペンダントが原因のようでした。

ペンダント一つでこんな事態になるのかと思いつつ、パパンの反応を待ちます。


「トラよ、王子様からの、このペンダントの意味はわかるか?」


「わかりませぬ」


「やはりそうか、このペンダントは王子様が認めた特別な方しかいただけないものなのだ」


「マジスカ」


「マジのマジスケよ」


それからパパンから王家の紋章をいただくということはどういうことなのか二時間びっちり

教えていただきました、ナンバー無しとかね。


「トラよ、王子様に認められたのはとても名誉なことではあるが、

これから王子様の取り巻きがおまえに色々と接触してくるのは間違いないだろう」


「接触してくる者たちは我が家よりも、家柄も力もすべて比べることのできないものだろう」


「王子様がいくらおまえを気に入っていても、周りのやつからは相応しくないと叩かれるかもしれないと言われると思う」


「我が家はそんなに強くはないが、できるだけおまえを助けるつもりだ、我が子に対してそれくらいしかできん」


「とりあえず頑張れ」


僕は何もいえずに、パパンの話を聞いていました。


勝手な印象からしたらお貴族様といったらお家を守るのが第一だろうけど、

お家存続の危機をかけても僕を助けてくれるなんてボロボロ涙がでました。

やはり親子の絆っていいですね。


「トラよ、王子様に本格的に気に入られたら、私のことも強めに紹介してくれ」


「なんなら我が家にご招待してくれ」


と貴族様ならではの保身に走る姿はさすがとおもいました。



パパンとすべての話が終わったのは外が明るくなる時間でした。

部屋からでると、見た目疲れ気味だけど目がぎらぎらしたトリーが待っててくれました。


そのままトリーのお姫様抱っこで自分の部屋のベットまでいき、ベットにそのままダイブしました。


何がなんだかわからないけど、大変なことに巻き込まれつつある、

トラ・チャーチル6歳、パパンはえずく。

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