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不安と一緒に生きる

掲載日:2026/08/05

私は昔から人見知りだった。

初めて会う人と話すのは苦手で、できるだけ目立たないように過ごしてきた。

けれど、それでも仕事は続けられていたし、大きく休むこともほとんどなかった。

長い時間働き、毎日をなんとかこなしていた。

二年ほど前、心療内科で「パニック障害」と言われた。

突然、胸がざわざわして落ち着かなくなり、動悸がして「このままどうにかなってしまうのではないか」

と思うような発作が起きる。

人混みや仕事中、何でもない時にも不安が押し寄せてくることがある。

その後、病院を変えた。

新しい先生は、私の話を聞いた後に「躁うつなど、色々混じっているね。中華のランチセットみたいな感じ」と言った。

少し変わった例えだったので今でも覚えている。


確かに調子がいい日はある。

気分が軽く、動けて、前向きに考えられる。これなら大丈夫かもしれないと思う。

けれど、その反対の日もある。

体が鉛のように重く、だるくて起き上がれない。何かをしなければと思っても、体が動かない。


以前の自分と比べてしまう。

前はできていたのに。

前はもっと働けていたのに

そんな思いが、いつも心のどこかにある。


今は仕事の日数も時間も減らしている。それでも休んでしまう日がある。職場は理解しようとしてくれているし、責められているわけではない。

それなのに私は「迷惑ばかりかけて申し訳ない」と

感じてしまう。

一番つらいのは、家族にあまり理解されていないと感じることかもしれない。

怠けている訳ではない。

休みたくて休んでいるわけでもない。

本当は普通に働きたいし、普通に過ごしたい。でも、

その「普通」が私には難しい日がある。

その苦しさをうまく伝えられない。


最近よく考える。

このまま今の職場にいた方がいいのか。それとも環境を変えた方がいいのか。

答えはまだ出ない。

変われば楽になるかもしれない。でももっと悪くなるかもしれない。そんな不安ばかりが頭に浮かぶ。

未来を考えると正直、希望より不安の方が大きい。


私は「もう嫌だ」と投げ出したい時がある。

でも、本当は理解してほしい。安心したい。

無理をしすぎずに生きていきたい。


できなくなった事ばかり見てしまうけど、

減らしながらでも働いている。苦しくても病院に通っている。不安を抱えたまま、今日まで生きている。

それは決して当たり前の事ではない。

未来はまだ見えない。

それでも、見えないまま一歩ずつ進もうとしている

自分を、いつか少しだけでも認められたらいいと思う。





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