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10.複数の敵

 ======== この物語はあくまでもフィクションです =========

 ============================================

 ==EITOとは、Emergency Information Against Terrorism Organizationを指す==



 山並郁夫とは、俺のこと。

 俺は、『殺しの請負人』、いや『殺し屋』になる筈だった。

 長い間、あちこちに『傭兵』で参加していた俺は、あるコミックを読んで『殺し屋』になることにした。

 ところが、人生、思ったようにはいかない。


 俺は、隊長大文字伝子と運命的に出逢ったことで、今後の方針を固めた。

 それは、『闇サイトハンター』として、EITOに、いや、大文字伝子に協力していくことだ。


 3月27日。

 早朝。グレート・グリフォンが、直接の挑戦状を警視庁に送ったようだ。

 やはり、「アナグラムの使い手」の相棒を亡くしたから、「最終決戦」に持って行くしかないか。

 数時間後。俺は、闇サイト情報で、ダークレインボウの組織の許可を得ずに新しい『幹』が動き出したのを察知した。その名は「パラ・リヴァイアサン」。いよいよ、闇バイトを操っていた「本体」のお出ましか。

 俺は迷った。EITO東京本部にメッセージを送るのを止めて、速達で久保田管理官に送った。

 EITO東京本部にも「ホワイトハッカー」がいるからだ。

 多分、草薙という人物だ。

 警視庁にハッキングして得た「出向」データにITに詳しい一般採用は彼ぐらいのものだ。

 他の者は、コンピュータは使いこなせても「オペレーション」での話だ。

 プログラムが出来ないハッカーなんてあり得ないのだ。

 送ってから、間に合うかな?と思ったが、もう遅い。送っちまったぜ。

 いざとなれば、「割り込み」をかけるさ。詰まり、現場に行く。決戦は3月30日だ。

 3月30日で日曜日?どこかで聞いたような?まあ、いいや。


 ネットで注文していた、「ドローン」の本が届いた。草薙が以前、何冊か注文していたから不思議に思っていた。

 そうか。「闘い」に「ドローン」を利用するのか。大した技術だな。

 本から目を離し、しばし考えた。

 いいや。

 昼寝してから、じっくり読もう。


 ふと、ドラッグストアのおねえさんが綺麗なことを思い出した。

 欲求不満かな?ゆうべの夢にも出てきた。


 いやいや、「心の浮気」も自粛しなくては。

 何せ、俺の「女神」は伝子様なのだから。

 いつでも、味方するぜ!!

 ―完―





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