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老いてなお道遠し、かなたにお花畑は見えるがそれも遠い



気が付けばとっくに70才を超えていた




というか


年齢なんて普段から意識もしたことがなかったのだが




ある日


ふと気が付くと


70才も超えた老人の自分がいた




なぜ?




わからない


友人の多くはすでにいないし


父母もとっくの昔に去っているし




わたしだけがなぜ?


踏みとどまっているのだろうか?




わからない




わたしにはわからない




若いころから其れほど強健だったわけでもないし


病気もいろいろかかったし


入院もしたし


手術もしたし


それでも


きがつけば


70歳を超えている




なぜ?




わからない




運が良かった?


のかかな?




それもあるだろう




偶然なのか?




それもあるだろう




人生って何があるかわからないからなあ




運が良かった?




それとの偶然?




いずれにしろ70年以上生かされた来た私






これから何があるんだろう?




さすがに70を超えると


体も衰えるし


気力だってなくなるし


目もかすむし


耳も遠くなるし


すぐ転ぶし


すぐ疲れるし


意欲もわかないし


めまい


立ち眩み


そういう老化現象のオンパレードなんだよな




それでも生きている


生かされている自分


70代で寝たきりやら認知症のの人も多いから


まあせめては


自分は寝たきりじゃあないからまだいいんだろうけど



でも


こうして生かされている自分って


いったいなぜ?




わからない




わからないけど生きている




生かされている




そうさ


命の炎は消えていない




今日も命を生きている


なぜ?




わからない




わからないけどいきている




一体いつまで?




わからない




でも命続く限りは生きてゆく




それが人生だから


それがいのちだから




かなたのお花畑を目指して




この命を今日も生きてゆく




それが人生だから






それが命だから




あたえられた命の日々を



残された命の日々を



無心で



無欲に


まったりと 


あるがままに


命のそのままに



今日もまたも生きてゆくだけ



それが命だから



それが残された人生だから


































































































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