表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/27

8話

「今日は防具屋と図書館に行かないと」


準備をして朝ごはんを食べる。


カバンを下げ、宿を出る。


「武器屋の反対側だった気がするな」


また昨日帰ってきた道を戻る。



「こんにちはー」


「ん?珍しく薄着な子がきたね」


「一応色々旅をする予定なので防具があった方がいいかなぁと思いまして」


「ん?君は何もんだい?」


「錬金術師です」


「ほう…何か証明できるものはあるかい?」


「これでよければ…」


「中級ポーションか。しかもこれは魔物産か」


「おお…そこまでわかるとは」


「薬草臭が少ないからね。薬草の分量が多ければもっと爽やかな匂いがあるはずだ」


「さすがです」


「そうか…こんだけ質がいいポーションが生成できるんならいい防具を用意してやらないとね」


「軽めで丈夫なものがあると嬉しいです」


「でもこんなポーション一度に飲んだら魔人化してもおかしくないね」


「普通に売るのは薬草産です。昨日魔物産の上級ポーションを上げてしまって。念の為の容易ですね。薄めれば全く問

題ない配合ですので」


「魔物産上級ポーションなんて普通じゃ作れないだろう…」


「たまたまですね。いい素材が手に入っただけです」


「ほう…錬金術師としても冒険家としても一流ってことか…」


「どちらもまだ三流だと思いますが…」


「魔物産上級ポーションは素材の難易度、製薬難易度全て高めだ。素材収集。錬金どちらの腕もいい証拠だ」


「いやぁ…たまたまですよ…」


「たまたまでこんないいものができてしまうと他の錬金術師はダメダメになってしまうな」


「えー…」


「大丈夫だ。これを」


「軽い…それに丈夫そう」


「エンシェントスパイダーの糸にシルクを混ぜた軽量と丈夫さ、魔法に対しても耐久性がある。これが一番いい商品だ

な」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ