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plane.

作者: 雪つむじ

空を見上げてみたとして

そこに雲があったなら

僕は大気に包まれていて

空を見上げてみたとして

そこから雨が降ったなら

僕は水に恵まれていて


こんなにもこんなにも

幸せを感じるはずなのに

どうして晴れた空の向こうを

望遠鏡で見ているのか


抜けるような黒い海

何も見えないレンズ越し

倍率の高いアイピース

磨いた鏡はくすんでる


光ってるものだけ見える気がして

光らないものは見えなくて

見えないものを僕に見させて

一体全体なんになる


身近なものには

感謝しないなんて

言い訳がましくかき立てて

ああやっぱりその程度

飛行機みたいに飛んでいけ


見栄ないとこまで

飛んでいけ

ありがとうございました。

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