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第3話 天使と悪魔の正体

俺がルカーサルの言葉に度肝を抜かれていると

「ちょっとあなた、何を言ってるんですか?

 そもそも悪魔は人々を恐怖に陥れるようなゲスな

 人の元に現れるはずですよね

 どうしてここにいるんですか?」


「その言い方だとまるで犯罪者じゃないか

 私たちはあくまで世界を変えてしまうような才能

 を持つ人を導くだけ

 あなたたちこそ多くの人を道連れにして蛇の道を

 先導するような人のもとに現れるはずじゃなかっ

 たかしら」


俺の前で意味不明な喧嘩を続ける2人を見てさすがにうんざりした俺は口を挟んだ。

「ともかく、2人の話を聞かせてもらって良い

か?」


30分ほど2人の話を聞いた俺は徐々に状況を把握してきた。

「つまり、ウリウリは天使で

 人々を導く才能がある人のもとに現れる使い魔

 ルカーサルは悪魔で

 強烈な才能を持ち、その才能で世界を変えてしま

 うような人のもとに現れる使い魔ってことか?」


「そういう事ですね、さすが優さん!」


「理解が速くて助かるよ、優」


「はぁーーー

 というか俺の聞いた話だと人間1人に使い魔は1人

 のはずなんだが

 何で2人もいるわけ」


「全く分かりません」


「知らんな」


「マジかよ

 まぁいいや

 とりあえず飲み物取ってくるわ

 2人とも何が良い?」


「私、ユニコーンの母乳が良いですー」


「私はケルベロスの涙が飲みたいな」


「そんなもんうちには無い

 とりあえず麦茶でいいな」


俺は平凡な日常を送りたいだけなのに

何でこんな事になってんだよーーーーー





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