「BL・ヤンデレ・共軟禁」以上、読め!
「一歩でも動いたら、ボク……死ぬからね。」
知ってるよ。
「ほら、あーん。。。して?」
はいよ。
「ボクのこと、好き?」
ああ。
「愛してる?」
「愛してる。」
じゃなきゃ、ソファーに座らされて、目の前の犬っころを眺めるだけで一日費やすワケないだろ。
じゃなきゃ、お前の好みに合わせて、ブリーフ一枚で、真っ赤なピンヒール履かされただけの姿で一日中、過ごすワケないだろ。
じゃなきゃ、ひと組のボディピを分け合って、鏡写しで片乳首に着けるワケ、ないだろ。
じゃなきゃ、引きこもりが筋トレするワケ、ないだろ。
じゃなきゃ、チョーカーに繋がったリードを握らされて、何もかも奉仕されるだけに甘んじたり、しないだろ。
じゃなきゃ、一夜、一緒に寝るだけで増えつづける歯型を嬉しいなんて、思うワケないだろ。
じゃなきゃ――、
「無人レジ……革命だよね。」
「ああ。」
「もう、男からも女からも色目を使われる必要もないんだ。」
「ああ。」
「ねえ、引っ張って。」
「ああ。」
お前も大概だが、僕も大概だ。
ははっ。
「筋トレ、、、する?」
「ああ。」
~fin~