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頭の中にカミサマがいる  作者: 柊のの
4/4

Q、危険地帯に投げ込まれた、どうする?A、現実は非常である

お久しぶりです

よかった、正月前に投稿できてよかった


これが年内最後の投稿になりますね~

これからもよろしくお願いします

(現実、そういうイベントって露骨なフラグじゃない限り回収されませんよね)


特になにもなかった

これを言わないといけない気がしたが気のせいだろう



「珍しいですね、こんなどうしようもないほどみずぼらしい村に旅人さんがくるなんて」


「いや、自分の村をいくらなんでもひどく言い過ぎじゃないか?」



村の入り口で掃除をしていた少女に、休む場所と働く場所がないか聞こうとしたらすごい返事が帰って来た。ここまでひどい謙遜を見たことがない


「この村は本当になにもないですよ?精々あなたみたいな貧乏人みたいな旅人がここの回りでのたれ死んでるのが有名ぐらいですかね」


「いや、そこ有名にしちゃだめ。というかここそんなに危険区域だったの?!」


「はい、旅人初心者が王都からでて最初に行き詰まるのがここの近くにあるスポットですから。旅人さんはよく生きてましたね」



こわい。何が怖いって、一応カミサマだからこの世界のことを知っているはずなのに危険区域に転生させたあのどちくしょうが怖い



(いえ、すみません。どうせ一度ぐらいならいいと思いまして)


「ふざけんなぁ!?」


「‥‥‥どうしました?急に叫んで」


「あ、いえ、なんでもないです‥‥‥」



カミサマからの言葉につい突っ込んでしまい、目の前の村娘に白い目で見られる。というか一回くらいならってなんだよ!?

俺はなるべく死なないように生きたいの!



(まぁ、どうせダンジョン潜るときには死ぬので今のうちに慣れた方がいいと思いますよ?)



いやだよそんな慣れは

だれが死ぬことに慣れるのを好きでやるんだよ、そんなの完全に精神が壊れてますやん



「?まあ、調度家で働き手が必要としてたのでよかったです」


「助かります、ちなみにどんな仕事ですか?」


「収穫ですよ、うちの村は人が少ないので毎年困ってるんですよ」



たしかに、農作物の収穫は大変なイメージがある。例として挙げられるのは、現代ではコンバインなどの収穫と脱穀を同時にする便利な機械があるが、江戸時代なんかは脱穀は道具があるからまだしも収穫に関しては鎌があっても重労働である



「収穫自体は明日からなので、今日はうちにでも止まってください」


「ありがとうございます!いや、流石にここら辺で野宿はきつかったから‥‥‥」



それも、テントや寝具とかのセットもなしに

転生初日で凍え死ぬのはいやだよ



(別にあなたなら野宿くらいなら耐えれると思いますが‥‥‥。まぁ、宿が見つかったのはよかったですね)


頭の中で、そうなった原因が何か口走ってる

というか、もう少し色々なかったの?安全な所に転移させるとか、魔除けのアイテムとか

カミサマなら色々もってるやろ?


(HAHAHA、貴方ごときに使いこなせるとでも?)


だまらっしゃい

知ってますよーだ、どうせ才能なんて諦めてるから



「では、こちらにどうぞ」


「お世話になります!」



そして、彼女の家へと向かう

家に着くまでの間、村の様子を見てみたが、どうやらRPGで最初につく村から武器・防具屋を除いた感じの村だ


ここらへんには魔物がいるのに、そこらへんは対策してるのだろうか‥‥‥


そう思いながらも、一つの一軒家に彼女が入っていったのでそれに着いていく


「そいえば、あなたはどこから来たのですか?不思議な格好をしていますし」


「日本ってところだけど、わからないよね」


「まったくわかりませんね、新しい大陸ですか?」


あながち間違っていないから困る

というか、まさか大陸どころか世界まで渡ってるなんて、彼女は想像できないだろう


「では、これから王都の方にいくのですか?またなんで貴方みたいな貧相な方が」


「一言よけいだよ!?‥‥‥、まぁ、しいていうなら冒険家になりたいね」


「冒険家‥‥‥ですか」


一瞬、彼女の顔が暗くなったがすぐにもとの顔色に戻った。彼女は冒険家になにかあったのだろうか?


そういっている間にも、彼女の家と思われる場所にたどり着いた。とりあえず寝たい


「さて、貴方には明日の説明をしないといけないわね」


「すみません、さっきまで歩きっぱなしだったから出来れば休ませてほしいです」


「‥‥なら、説明は明日にしましょうか。その代わり、明日は太陽が昇る前には起きてもらうので覚悟しといて下さい」


その後、案内された部屋でベットに入り、意識がなくなるように就寝した‥‥


予想以上に体は疲れていたんだな‥‥






そして、翌日




「起きてください!仕事ですよ!」


まだ太陽が昇っておらず、辺りは暗い。眠くて仕方がないが、一泊の恩があるので井戸で顔を洗い目を覚ます


(デデーン、櫻井、アウト~)


カミサマからの追撃、尻に衝撃がくる。某番組のケツバットを魔法で再現したのだろう


「イタッ!?」


(おはようございます。さて、ニートにならないようにしっかり働きましょう)



いや、確かに起きれたけどさ‥‥。なんか目が覚める魔法とかなかったん?


(そんな地味な魔法を研究する魔術師は皆無だとおもいますが?)


デスヨネー

頭のなかでこのネタは色々問題じゃないのかと思いながらも、昨日言われた集合場所へと走っていく







にしても、収穫も異世界だからってやることはこっちの世界とあまり変わらないんだな






では、みなさん

よいお年を~

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