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転生したら美少女騎士で百合ハーレムにいた。  作者: 碧月 紅
第6章 俺の身体…?
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「あーっ、美味しかったぁ」

 渇いた喉が癒えていく。

 ちょうどグラスを空にしたところで、喉は落ち着いてお代わりを注がれる時には、喉はそんなに渇いてはなかった。

 グラスを傾けると、氷がカランと鳴って、涼し気な音がした。

「ああ、アンディ、君のグラスは?」

 落ち着いてからよく見ると、テーブルの上にはグラスがひとつしかなかった。

「私のグラスは持ってきておりません。

 私は喉が渇いておりませんでしたので。

 お付き合いでグラスは持ってきた方がよかったでしょうか?」

「ん、そうだなぁ、グラスは持ってきてくれた方がよかったな。

 ほら、一息ついてから話したりするのに、お茶を飲みながら…の方がいいな、と思って」

「ああそうでしたか、それではグラスをもう一つ、持ってきましょう」

 そう言うと、アンディは部屋のドアから廊下へと出ていき、ほんの数分でグラスを持って戻ってきた。

「…早いな」

 早い、思ってたよりずっと早い。

 ひょっとして、廊下では走ってたりするんだろうか…。

「私のグラスは部屋から持ってきましたので」

 テーブルに置かれたグラスは、俺が飲んでたグラスとは少し違っていて、シンプルな飾りとかのないスマートなグラスだった。

「部屋から…、ひょっとして部屋ってのは…」

「リヴィール様の部屋からすぐといった所です」

 …すぐっていうのはどのくらいの距離だろうか、隣とかなら面白いのになぁ。

「隣…じゃないんだ」

「私の部屋ですか?

 リヴィール様の部屋から一部屋置いた所にあります」

 部屋の隣って…。

 リヴィールの部屋の隣の部屋は衣装部屋になっていた。

 うん、中身はなかったけど。 そう、衣装部屋は服がほとんどなかった。

 少しだけあったけど、その他にはお気に入りとか着た形跡も無かった。



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