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転生したら美少女騎士で百合ハーレムにいた。  作者: 碧月 紅
第四章 一番になりたい
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 一番になりたいって思ってたけど、気が付いたら一番になっていたってのが今の状態で、これは実力じゃないよなぁ、うん。

 リヴィールの実力だろう、こういう場合は隠された実力が出たって所だろうか。

 いや、まぁリヴィールが隠していた実力だった場合だが。

「あれ…これって最後の試合だったんだよなぁ。

 てことは優勝?一位ってことか?」

 あ、リィーズとアイリーンはもう傍にはいなかった。

 聞きたいことがあるのになぁ。

「えーと、ルイス、今さっきのが俺の勝ちってことは、俺の優勝ってことか?」

「ああ、そうだよ」

 あ、ちょっと不機嫌そうな声で返事をされた。

 …あ。俺って言っちゃった。リヴィールは俺つて言っても大丈夫だろうか、女の子なのに。

 いや、女の子なのに足でルイスを踏んづけて、…それでいいのか?

 考えてる間にルイスは背を向けて行ってしまった。

 ごめんなルイス。これが本来のリヴィールだったら何か言ったりしてただろうに。


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