異世界転移は希望がいっぱい!?
「初めまして!本日からこのプロジェクトに参加します。佐藤大輔さとうだいすけと申します。よろしくお願いいたします。」
元気よく挨拶をしたはいいが、新入社員でもなんでもない。25歳4年目の一般社員だ
「佐藤君よろしくね、今日は環境構築から入ってもらって終わるころにMotterモッターに連絡するから私のデスクまで来てね」
「承知いたしました。お席の方はどちらにございますか?」
「あの角にある席だからよろしくね」
俺はデスクに移動して環境構築書を見ながら作業に移った
「だりぃー、どうせ環境構築書だけじゃ足りねぇからちょっとサボるか」
会社の外階段、喫煙禁止の張り紙の前、所謂定位置に移動した
「俺って毎日何のために生きてるのかね・・・対して話したこともない人にペコペコしながら仕事して・・・」
いつものようにタバコに火をつける
「あーあ、これバレたらどうなるんだか」
足音が聞こえた気がした
「やべっ」
慌てた俺は足を滑らせた
「あっ」
頭が熱い
手足に痺れを感じる
「痛い痛い痛い痛い痛い、だれか誰かぁーーーー!!!」
身体が動かない
「助けてくれ!!!」
さっきの足音を思い出し、とっさに叫んだ
でも返事がない
「助けてくれよ、おれは何もしてない!!!」
「さっきの足音の人!!近くにいるんだろ!!!助けてくれ!!!!!」
声が出ているかもわからない
全部想像でほんとはもう死んでいるのかもしれない
そう思えてきた
「死ぬのか・・おれは・・・・・・」
「死にたくない・・・・・・・・死にたくない・・・死にたくないぃいいいいい」
さっき聞こえた足音がゆっくりと近づいてくるように感じる
「じゃあね、ばいばーい」
そんな風に聞こえた気がした
構成はできているため毎日更新できたらいいかなぁと思っています。
1万字程度の下書きに肉付けをして完結予定