第六話
「あー疲れたね。」
家に買って荷物を降ろすと一気に体が軽く感じた。
「ほら、麻衣おきて手洗ってうがいして。」
「うん。連れてって。」
家に入った瞬間玄関で倒れ込んだ麻衣を起こして洗面所まで連れてった。
お弁当を洗って洗濯をして夜ご飯の仕度を始めた。掃除は基本的にはロボット掃除機に任せて、それ以外の場所は麻衣がやることになっていた。掃除は猫のこともあるから積極的にやることが多いので任せることにしていた。
二時間ぐらいで一通り終わったので夜ご飯にした。
「「いただきます。」」
「おいしい。」
相変わらず麻衣はいっぱい食べてくれるので作りがいがある。
「学食あるならこれからお弁当じゃなくても何とかなるね。」
「うーん、たまにはいいかもしれないけど由宇が作ってくれるお弁当がいいな。」
「ほんと?うれしー。」
麻衣に抱き着こうとすると止められたのでおとなしく元の位置に戻って会話を続けた。
「それにしても学校広かったね。」
「しかもまだあるんでしょ。」
「一応裏の山も敷地らしいよ。」
今日回ったのはあくまで校内なので裏山まで行かなかったけどそれでも半日じゃ回り切れないくらい広かった。
畑や田んぼはもちろん、牛や馬などを飼っているスペースや実験を行う建物などが大学並みにあった。というか静岡にある大学よりも全然広かった。
「でも学校に動物いるのって新鮮で楽しいな。」
「牛と馬は見たけど他にもいるの?」
「えっとねー、ブタとか羊に、魚系も結構養殖してるって。あとね動物飼育のコースもあるから鳥系とかアルパカとかいるんだって。」
「ライオンとかもいるの?」
猫系だから気になったのかな?
「ううん。大きい動物は専門外なんだって。だから象とかライオンみたいな子たちはいないよ。」
「実習でその子たちの世話はするの?」
「たぶんしないかな。カリキュラムには書かれてなかったよ。」
「じゃあ山に入ったりとかはやんないんだ。」
「多分だけどね。」
「部活はどーする?」
昼間に加奈と愛理と話していたままなので聞いてみた。
「うーん、楽なのがいいな。」
「私も運動系じゃない方がいいな。家でゆっくりしたい。」
「一か月あるから何とかなるでしょ。」
とりあえず見学行ってから決めようという話になったので今日は眠りについた。




