第五十話
早速週末にみんなで集まってホームセンターに向かった。
「あれ?なんで先生がいるの?}
「愛理ちゃんに呼ばれたからねー。」
麻衣と一緒にホームセンターに着くとすでに加奈と愛理がいて、その横には学校の先生がいた。
「詳しい人もいたほうがいいかなぁって。先生に頼んだら来てくれた。」
先生は専門の授業を担当している先生で可愛くて優しいので人気の先生だ。
「休日に来るなんて優しいですね。」
「生徒の頼みだからね。先生としては当然だよー。」
先生はすごいやる気でわざわざ必要なものが書かれている資料まで持っていた。
「先生凄いやる気じゃん。」
「実はね、、、」
愛理が寄ってきて先を歩いている先生に聞こえないように話し始めた。
「最初はね、先生渋ってたけど、作る野菜の提供とうちの宿泊券あげるって言ったら喜んできてくれた。」
「完全に宿泊券が目当てじゃん。」
「一緒に行く人いるのかな。」
「麻衣、さすがにかわいそうだよ。」
「そうだよ。あれだけ嬉しそうにしているのに、一緒に行く人がいないなんて考えられないよ。」
いくら愛理っちの旅館の宿泊券とはいえ、それだけで休日に生徒の用事に付き合ってくれてるから、一緒に旅行に行く人がいてそれを単押見にしていると信じたい、、、とみんなも感じたようでこれ以上は追及しないようにしようにしようとうなずいた。
「ほら、必要な物言うからどんどん詰めて。」
「あっ、はーい。」
先生の言った商品を探してはカートに詰めていった。
「とりあえずこんなもんかな。無かったものは学校のもの貸してあげるよ。」
「わーい、ありがとうございまーす。」
愛理が嬉しそうにお礼を言ってお会計を済ませた。
ホームセンターから例の場所に移動するとビニールハウスが建っていた。
「あれ、いつの間になんかある。」
麻衣が最初に気づいて指摘すると愛理が
「先生に頼んで建ててもらったんだー。」
「学校でいつもお世話になってる業者さんにやってもらったから安心安全だよ。」
「でも全部やってあるわけじゃないんだ。」
「うん。ビニール以外にもやりたいから。」
早速ジャージに着替えて、買ってきたものを取り出して作業に取り掛かった。




