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白い蛇《改》

作者: 秋葉竹



その願い、


傷つけるのも

傷つくのも

あたしの荒れ野でね、

素直になれるから。


その願い、


素直さが弱さだなんて

なんて勘違いをしていたのだろう?


その願い、


やらないことが尊いことみたいな

一番愚かな心への刷り込みだよ。


忘れない、



美しい獣が無くしかけた祈り。


その願い、


ただ、消えゆく暁の明星に

遠吠えをはなった、

精一杯の祈りだったよ、


忘れない、



《ルゥ─────ン。》


その願い、



嘘でもいいけど、

泣きたくなるような声だったよ。


忘れない、



いずれ、

あなたがいない世界でも

生きていくために

一匹の蛇を

あきらめずに探す


その願い、


まっすぐに、清らかに、

明日を生きるために、

その蛇を求める、

それが、


忘れない、


白い蛇。









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