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魂の天使  作者: らんペル
3章~魔界突入~
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~神からの話~

【神の神殿 内部】


 場所を移し神からの話を聞くことになった3人の大天使達は神の後ろにつき神の間へと歩を進める


 長い廊下や階段を渡り、やっとたどり着く神の間


 着くまで終始無言の3人であったが一人ひとり考えはあるのだった


 神の話とは何なのだろうか


 これだけが3人に共通する事だった



【神の神殿 神の間】



 大きな扉を開き、リエル達が神の間に着くとそこには既に2人の大天使がいた


 先に来ていた2人の大天使『ウーフェン』と『ベルーザ』



『ウーフェン』


 無口ではあるが絶対的に神を崇拝している強靭な肉体の持ち主


 しかしながら性格そのものは根っから優しくリエルなどの良き相談相手でもある


 黒髪で日本人と同じ顔立ちをしている


『ベルーザ』


 顔立ちはリーナと同い年くらいで若く元気もある男


 若さ故の猪突猛進な部分もあり、リーナと同様リエル達の手を焼く問題児の1人でもある


 こう見えても部下の天使達を思いやる気持ちは人一倍ある意外な一面も持つ



 3人の大天使が合流しここに5人が集まる事となった


 5人が揃い、横並びになり全員跪き頭を下げる


 神は玉座に座り話始めた



「さて、これで大天使は5人まで揃ったね。皆、顔を上げていいよ。あとはリーナとハクだけど…」



 リーナが天界から消息を絶ったため7人の大天使は揃わないが、まだ来ていない大天使が1人


 神が確認しようとするとリエルが答える



「神様、現在リーナは消息不明…ハクは以前より魔界の長期調査で、門が壊れてしまっているため現状こちらに戻れずの状態です」


「あぁ!そうだったね!いやごめんごめん。――じゃあ分かった事を話そうか。2つあるんだけど、どちらからがいいかな」



 神はまるで無邪気な子供のように話す順番を考えている


 それを一切疑う事もなく大天使達は神を見つめる



「うーん…やっぱり順番的にはこれかな。いや悩んで済まないね。まず率直に答だけ言うね。リーナは死んでいないよ。」



 神の言葉に驚きの表情を見せる一同


 最初に驚きつつも皆安心した表情を見せた後、また真剣な眼差しとなる



「少し誤解があると思うからね、私が分かる限りではあるけど説明するよ。リーナは死んではいない。これは魂が帰るべき場所、魂の樹には行っていないという事だ。」


「…と、申しますと…?」


「正確には魂は消えてはいないという事だけは分かっている。しかし肉体はどうか分からない。もしかしたら肉体は、先の暗雲からの波動によって消滅しているかもしれない。しかしあの件が起こってから魂の樹までの道のりにリーナの魂はなかった。念の為2日ほど見ていたけど、やはりリーナの魂は道を通らず、通った形跡もない。どんな状況かは分からないけど完全に死んではいないという事だよ。ひょっとしたら誰かの体の中にいるのかも知れないね。」



 神の推測は間違ってはいない


 現にリーナは人界で肉体を捨て、1人の人間の中に魂を移した


 これは現時点では天界では確認のしようがないため、その場にいる者達には分からない事であるが、魂は無事であるという事実はリエル達に大きな希望となる



「そうですか…ありがとうございます。アイツの事ですから、いずれ天界へ自力で帰ってくるでしょう。その時は思いっきり説教してやらねば…」


「よかったわね!リエル、リーゼル!!」



 セリネが安心の表情でふとリエルの方を見ると、厳しい事を言っているリエルであったが、その表情は柔らかく優しき顔になっていた


 リーゼルも同様に安堵しながら若干の涙を流していた



「さてそれじゃあ2つ目だ。」



 神からの話は2つ


 1つはリーナがとりあえずではあるものの、完全に死んだわけではないという事


 そしてもう1つの話で大天使達は今までの天界の常識を覆される事になる

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