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魔人対策局特別対策課  作者: 山川海斗
1/1

―平穏の瓦解―

 ただのライトノベル好きが憂さ晴らしに書いた小説です。

 ―『魔人』―

 それは、物理法則すら捻じ曲げる謎のエネルギーである『魔』に取り憑かれた人間が変化した種族である。

 特徴としては、大きく三つある。

  一つ、それは人間の姿をしていて、普通の人間と見分けがつかないこと

  一つ、それは『魔』の力により、姿を化物に変えたり、魔法のような力を使うこと

  一つ、それは人間を食べること

 細かく言えばまだあるが、特徴の説明はこの辺りにしておこう。

 また、その発生はまだ解明には至っていないが、有力な仮説ではこのように言われている。

  いつの時代か、怒り、悲しみ、恨み、妬み等の負の感情が実体を持ち、『魔』が生まれた。

  そして負の感情の集合体である『魔』は人や獣に取り憑いた。

  そうして、『魔人』、さらには『魔獣』が現れたのだという。

 『魔人』が人間を食べるのは、タンパク質などの物質的な栄養分ではなく、負の感情を摂取するためだとも言われている。

 今、この国ではその『魔人』が問題になっていた――




 ―トランデリアル王国 王宮【緊急会議】―

「国王!どうなさるおつもりですか!このままでではこの国、トランデリアルは滅んでしまいます!」

「そうですぞ!近年では魔人による被害も増え、また、魔獣によって王国のあちこちが破壊されています!」

 国王は疲れた表情で答えた。

「わかっておる!何度も対策は打っておるじゃろうが!しかし、近年、魔人はだんだんと力を増しておる。個体での力も十年前とは比べるべくもない。何度、討伐班を送っても同じ結果じゃった。これ以上やっても魔人対策局の人員が減るだけじゃ。もっと根本的な解決をせねば……」

 根本的な解決、と言われて誰かが国王の意図を理解した。

「まさか国王……『魔王』を倒すおつもりですか!?」

「そうでもせねばこれ以上の被害は食い止められん」

「しかし『魔王』などいるかどうかも分からないような理論上の存在……まだ一度も姿は確認されておりませんぞ!」

 そう、『魔王』とは近年の『魔』の研究で明らかになった、「もしかしたらこんなのがいるかも……?」程度のモノであり、今までその姿が確認されたことない。

「ではこれ以上どうしろというのだ!儂の意見を否定するのなら、もっと良案を出さんか!」

「……」

 その場にいる全員が押し黙る。

「では、当面の魔人対策についての方針は『魔王』の捜索と討伐で決定する!もちろん、今まで通りに魔人に対する警備や討伐は続けていく。異論はないな?」

 そこで会議に出席していた魔人対策局の者が声をあげた。

「国王!しかしそれでは、どうにも対策局の人員が足りません!」

「うむ……人員不足か……ならば新しい人員を確保するほかない。ただ、新人の育成には時間がかかるな……少なく見積もっても、一年は訓練に時間をかけねば実戦で無駄死にするのみ。『魔王』についての作戦開始までには時間がかかるが、仕方ない……」

 国王は、それが大きなタイムロスになるだろうということに目をつぶり、何とか納得した。




 ―王国立セントラルトランデリアル学院高等部【放課後】―

「いやー、今日の王国史の講義は退屈だったねー。私、王国史のオロッス先生あんまり好きじゃないなー」

「まぁ、ほとんど教科書の内容読んでるだけだからね。今日も講義中は半分くらいの生徒が寝てたし」

「つまらない、ってもう人間としてダメだと思うんだよね」

 僕はエイン・サフレンサー。みんなからはエインとかサフィとかって呼ばれてる。

 そして、今、王国史の先生の人間性を否定しているのが幼馴染のソラ・アインヒュートだ。

「よう!エイン、ソラ。今日も二人で帰るんか?お熱いねぇー、ひゅーひゅー」

 この冷やかしは、グレン・ザラングイスだ。グレンも僕とソラの幼馴染である。

「でしょー?なんて言ったって私とエインは、生まれた医務院も月も同じ幼馴染なんだから!」

「なんや!見せびらかしとんのか!くそぅ、俺かてすぐに学院の美少女と恋人になって、一緒に帰るんや!」

「おいちょっと待て、別に僕とソラはそういう関係では……」

 反論しようとしても、こういう時僕の―主にエインとソラの関係について否定するような―言葉はスルーされることが多い。

「グレンに恋人なんて……(笑)」

「おい、今笑ったやろ!?」

「笑ってないし?」

「じゃあなんで疑問形やねん!」

「はは……」

 僕たち三人はいつもこの調子だ。そして、一番疲れるのは僕だ。

 そんな会話に一区切りついたところで、グレンが思い出したように言う。

「そう言えば、ヘレン先生が十三番通りの角においしい甘味処が出来たって言うてたな」

「お前、ほんとヘレン先生のこと好きだよな」

「あったりまえやろ!?ヘレン先生めっちゃええやんか!クール美人な風で近寄りがたいけども、話してみると実は物腰は柔らかくて、めっちゃ優しい先生やねん!あれでまだ独り身って言うんが不思議やわ。俺、結婚すんのならヘレン先生みたいな人がええなぁ。優しくて気が遣えるし、クールな雰囲気もあって余計な男は近づかん!ハッ!独り身ってことはまだ俺にもワンチャン……!」

「ないね」

「ないでしょ」

 僕とソラ、二人で声を合わせて言う。

「というかお前さっき、学院の美少女捕まえるとか言ってなかったか?」

「それとこれとは、話が別や!……ってそんなことはええねん!いや、よくはないけど!それよりもこれから時間あるんやったらそこ、行ってみぃへんか?」

「まぁ、時間ならあるし、ソラ次第かな」

「私?私は行ってみたいなぁ」

「よし!そんじゃ決定や!早速行くで!」


―トランデリアル王国 王都カリエナ 十三番通り 商業区 甘味処―

「うーん、確かこの辺りって話なんやけど……」

「あっ!あそこじゃない?」

 ソラが指をさした先には、確かに『開店しました』という文字の書いてある旗が控えめに立っていた。

 しかし……

「うわぁ、なんやこの行列……」

「学院の生徒が多いみたいだね」

 そう、今の時間帯は学院の終業時刻である。新しい甘味処ともなれば、学院が終わった後、生徒―の中でも特に女子生徒―が集まるのも無理はないだろう。

 ただ、部活動なんかもあるし、学院の寮とは反対方向だ。さすがに多すぎる気はする。

「はよ並ばんと!」

「本気でこの行列に並ぶのか……?」

「エイン、甘い物のためには我慢だよ!」

 ソラは女の子だからか、当然甘い物が好きだ。

 しかし、グレンはそのヤンキーのような見た目に反して、ソラ以上の甘党である。

「あれ?でも、もうすぐお店の中に入れるよ?」

「かなり回転がいいみたいだね」

「せやな、俺らも他の客に迷惑かけんように、食ったらすぐ店を出んとな」

 そんなことを言っているうちに、店内に入ることが出来た。

 店内は、モダンな落ち着いた雰囲気で、この店の中だけ時間がゆっくりと流れているようだった。

「ええ雰囲気やなぁ」

「あ、あそこの席空いたぞ。座ろうか」

「おぉ、せやな」

 そうして、僕らは四人用のテーブル席に着く。僕の隣がソラ、向かいがグレンだ。

「さて、何を頼むか悩むな……」

「早く決めなよ、グレン」

「なんや、もう決まったんか?エインはせっかちやなぁ。なら俺はこのスペシャルクリームパフェにすんで!」

「じゃあ、私はイチゴプリンにしよー。エインは?」

「僕はコーヒーゼリー」

「よっしゃ、じゃあそれで頼むで。すいませーん!」

 甘党のグレンが早速注文をする。

 ソラがふと話題を変える。

「そういえばそろそろ、二年生の学科選択決定しないとねー」

 学院の高等部では二年生になるときに学科がいくつか分かれる。

「もうそんな時期か……」

「もちろん俺は魔人対策特科やで」

「私は魔人対策戦術科かな」

 そんないくつかある学科の中でも、最近、特に学院が力を入れているのは魔人対策系の学科である。

 もちろん、近年、魔人による被害が増えていることもあるだろうが、二年前に学院で魔人と魔獣による事件があったことが大きい。

「お前らもう決めてるのか。早いな」

「それで、エインは?」

「俺は魔人対策学科かな……まぁ、別に魔人対策系の学科じゃなくてもいいんだけど」

 魔人対策系の学科にはいくつかある。

 まず一つが、魔人対策特科。これは魔人との戦闘について学ぶ学科だ。実際、魔人対策局の戦闘課に就職することが多い。

 そしてもう一つは、魔人対策戦術科。特科のように戦闘技術も学ぶが、特科とは違い、戦術に重きを置く科である。

 最後に僕が言った、魔人対策学科。これは基本的には戦闘技術は学ばず、『魔』、『魔人』、『魔獣』についての研究の基礎を学ぶ。

「となると、来年からは別々になるんか」

「まぁ、たぶんね」

「そっかー、少し寂しくなるなぁ。でも行きと帰りは一緒だからね」

「それはそうだろうな」

 僕たち三人は王都の出身ではないが、学院の寮に入るでもなく、下宿するでもなく、王都に住んでいる。

 それぞれの親がお金を出して、王都の部屋を借りているのだ。王都の物価は僕たちの出身とは比べ物にならないのうえに、三人が住むということもあって少し広めの部屋を借りている。家賃は相当な額だろう。

 それに、毎月仕送りもしてくれる。こうして甘味処で、スイーツを食べられるのもそのおかげだ。

 特に僕の場合、魔人による被害で父を亡くし、母が毎日頑張って働いている。母への感謝は返しきれないほどのものだろう。だからこそ、収入の多い魔人対策の職に就いて、少しでも母に楽をさせてあげたいと思うのである。

 関係ない話が長くなってしまったが、要するに僕たちは同じ部屋に住んでいる。

 だから、登下校が一緒になるのは当然だ。

 と言っても、やはり学院内で会わなくなるというのは、ずっと一緒にいた幼馴染からすれば、どうにも違和感がある。

 そこで、店員がスイーツを運んできた。

「お待たせいたしました」

「おぉ!来たで来たで!」

「おいしそー!」

「へぇ、凝ってるなぁ」

 グレンの頼んだスペシャルクリームパフェはかなりのボリュームがある……が甘党のグレンならすぐに食べきるだろう。

 ソラのイチゴプリンはプリン自体がイチゴ味なだけでなく、盛り付けにもかなりのイチゴが使ってあった。ソラの眼がキラキラしている。

 ソラのこういう女の子らしい姿を見ると、少し―何をとは言わないが―意識してしまう。

 さて、僕のコーヒーゼリーは、ゼリーにミルクとバニラアイスが乗っている。いたってシンプルだが、かなり美味しそうだ。

「おぉ!このパフェ、うまいで!甘党にはたまらんなぁ!」

「イチゴがいっぱい使ってあって可愛いし、美味しい!」

「このコーヒーゼリーうまいな」

 これはまた食べに来たいな、と思いつつも、各々があっという間に完食してしまった。

「よし、じゃあ会計して帰るか」

 そうして会計すると意外と安いことに驚き、「美味しくて学生のお財布にも優しい……これは常連になるしかないな」と、この店を評価して外へ出た。

 すぐに食べて店を出るつもりだったが思いのほか時間が経っていたようで、時刻はすでに黄昏時である。

 店の前の行列も退いていて通りには人が見当たらない。

「もうこんな時間か、早く帰らないとな」

「せやで、はよ帰らんと魔人にとって食われてしまうで?」

「そんなこと言ってないで早く帰るよ」

 そこで、僕はふと違和感を覚える。

「なぁ、少し様子が変じゃないか?」

「様子って何のや?」

「この十三番通りだよ。もう家に帰る時間とは言ってもさすがに人がいなさすぎじゃないか?」

「確かに……ねぇ、エイン、グレン、早く帰ろう?」

「いやでも俺ら以外にも、店の中に人が居るはずやで……」

 そう言って、三人とも店の中を覗き、絶句する。

「なんで……誰もいないんだ……?」

 そう、そこには客どころか店員すらいなかった。

「ヤバい、これはだいぶヤバいで!」

「あぁ、とにかく早く家に帰ろう!」

 このあまりにも不自然な状況に、三人とも鳥肌が立っていた。

 さらに、その思考は見事に一致していた。「こんな状況を作り出せるのは『魔人』しかいない」と。

 しかし、その肝心の魔人が現れない。僕たちを狙って魔法を使ったのならなぜ出てこない?その理由はいくつか考えられるが……

「きゃあ!」

と、少し離れたところから、女の子の悲鳴が聞こえた。

 考え得る中でもかなり悪い「狙いは僕たちではなく、僕たちは巻き込まれただけ」というパターンだろう。最悪に近い。

「今のはどっちから聞こえた!?」

「エイン!こっちや!」

 グレンが悲鳴の聞こえたほうに走り出す。

「この路地から……ッ!!!」

 グレンが顔を真っ青にしている。

 僕も路地を見ると、そこには異形の黒い影と、それによって地面に押さえつけられている女の子がいた。

 それを見た瞬間、僕の体は反射的に動いた。

「エインッ!ダメ!」

 影がこちらに気づくと同時に、体当たりをして女の子の上から吹き飛ばした。

「大丈夫か!?」

「あ、ありがとうございます」

「とにかく走れ!」

 その女の子は震える声で、そういって全力で走り出した。僕もそれに続く。

「なんで、僕の優雅な食事の邪魔をするかなぁ……というかそもそもなんでここにいるんだぁ?人払いはしたはずだけどなぁ?」

 魔人が怒りを隠そうともしない口調でそう言ってくる。

 内心こんなのに手を出したくはなかった。ただ、父を魔人に殺された時の情景がふと浮かび、気づくと体が動いていたのだ。

「もしかして逃げ切れるかも、とか思ってるの?」

「……ッ!?」

 ソラが後ろを振り返って驚いていた。

 魔人が人間の姿に戻っていたのだ。ぱっと見はかなりモテそうなルックスをした好青年である。これが日常に溶け込んでいてもきっと気付かないだろう。

(魔人化を解除した……?いあや、解けたのか……?)

「誰一人として逃がさないよッ!」

「無理や!追いつかれる!」

 魔人は平均的に人間よりも身体能力が高い。

 このまま逃げていてもいずれ追いつかれる。

 いろいろ考えるが、いい案は思いつかない。いや、正確には一つだけあるのだが……これをするとソラ達を裏切ることになってしまう。

「ハァ……ハァ……」

 ソラと助けた女の子は、明らかに走るペースが落ちている。

 今どうにかしなければいけない。それこそ、幼馴染を裏切ってでも……

(しょうがない……か。もう十数年も隠してきたのにな……)

 俺は止まって後ろを向いた。

「なんだぁ?そんなに死にたいのか?はぁ……ならお望み通り一番初めにあの世へ送ってやるよ」

「エイン!なにしてるの!?」

「待て!ソラ!今行っても死ぬだけや!エインにもなんか策があるはずや!」

 そう。策はある。とてつもなく単純で分かりやすい、俺たちが助かる唯一の策が。

「エイン?って言うのかい?男の名前には興味ないけど、僕に立ちふさがった勇気だけは認めてあげるよ。だけど、それは勇敢ではなく、無謀というんだ。親友に何か期待されているようだけど……ガキ一人殺すことなんて造作もない。社会の厳しさを教えてあげるよ……!」

「その言葉、そっくりのまんま返すぜ」

「へぇ……さすがに腹が立つなぁ。魔人の僕に対して、人間ごときが粋がるなよ!」

 今、魔人の怒りは最高潮だ。

「ソラ、グレン、隠しててごめん」

 小さな声でそう言った。

「スゥ……」

 息を吸い、眼を閉じて集中し、イメージする。自分に闇が集まってくる。

 目を閉じていてもソラとグレンが目を見開いているのがわかる。

「なっ!?なぜおまえは……!?」

「さぁ、もう一回言ってみな。ガキ一人殺すことが造作もないんだって?」

 今の俺は、左手と右足が魔人化していて影の塊のようになっている。

「お前、人間じゃなかったのか……!?」

「俺は、れっきとした魔人だよ」

 それこそが、俺が長年、幼馴染すら欺き、隠してきた事実。

「さて、俺の幼馴染を狙ったんだ。もちろん覚悟はできているな?」

 俺の怒りにこたえるように、周りに渦巻く闇が濃くなる。

「魔人だっていうことには驚いたけど……まさか、この僕を殺せるとでも?」

 やっと落ち着いた魔人が聞いてくる。

「おいおい、魔力切れの魔人が俺に勝てるのか?」

「なっ!?」

 それこそが先ほど言っていた賭けである。

 魔人はほとんどが魔法(実際にはおとぎ話に出てくるような魔法ではないがここでは便宜的に魔法と呼ぶ)を使うことが出来るが、それは『魔』を消費する。

 この魔人はかなり大規模な人払いの結界を張ったようだし、すでに魔人化も解けている。もはや魔法を使うことはできないだろう。

 まぁ、一部の魔人には、自分で魔力をある程度生み出すことが出来る種類もいるので、この魔人がそうでなかったことは幸いである。

「もはやお前に抗う術はない。大人しく俺の怒りに押しつぶされて失せろ」

 そういって、右手に輝く半透明の剣を作り出す。

「あの世で俺の幼馴染を狙ったことを後悔しろ」

「ちっ、そう簡単に……ッ!?」

 その魔人は逃げようとしたが、足を動かすことはできない。

 剣の切先を魔人の胸に向ける。

「さぁ、断罪の時だ。《断罪の剣(パニッシャー)》」


   ―有罪(ギルティ)


 ゴッ!という音とともに、魔人の胸には拳ほどの穴が開き、魔人はまるで糸の切れたマリオネットのように崩れ落ちた。

 それと同時に俺の魔人化も解けた。

 その場にいる僕以外の全員が、絶句していた。

「説明してる余裕はない!やつの人払いの結界も切れてる!人が集まる前に家に戻ろう!」

「おう、そ、それもそうやな。ソラ!行くで!走れ!」

 さっき助けた女の子は、どうしていいのか分からず、オロオロしていた。

「ほら君も一緒に来て!」

 僕がその子の手をつかみ走り出す。

 そんな様子を、ソラは後ろから複雑な表情で見ていた。


 まず、このような稚拙な作品を最後まで読んでくださってありがとうございます。

 多くの人にはこの文章を読むこと自体が、苦行や修行の類だと思われたことでしょう。

 ストーリー、構成、登場人物、表現etc.と、まだまだなことは両手両足では数えきれないほどありますが、とりあえず今回は初めてということもあって、話に筋が通るように意識して書きました。(話に筋が通っているとは言っていない)

 前書きで憂さ晴らしに書いたといいましたが、また気が向いたら続編を書きます。一応、続き物なのでどんなにひどい結末になろうとも、完結だけはさせるつもりです。

 最後になりますが、どんなにひどいことであっても、これからの参考になりますので、感想などを書いていただければ幸いです。

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