プロローグ
これが初作品となり、かなり拙い文章であると思いますが暖かい目で、指摘等して頂けたらと思います。
2ch発祥の設定をプロットに書いていきたいと思っております。
とにかく完成までもっていくぞ!
12月24日
18:00
大切な人と一緒に過ごそう!
そんな言葉といっしょに、ケーキやプレゼント、サンタのコスプレを大量に売りつける日。
街にはカップルが、リア充が大量に発生している。
ったく、おまえらは明るいところに群がる虫共と同類だな。虫けら共がギャーギャー騒いでんじゃねーぞ耳障りなんだよ
こんな日に外へ出るんじゃなかった…
「もう二度と部屋からでないぞ。うん。」
誓うように呟く。
きっと、きもいおっさんが一人でケーキもって帰ってるところを写メってSNSあげたりするんだろ?
そしたら特定して退学、退職に追い込んでやるよゴミカス共が。
家に着くと母親が出迎えてくれた
「ありがと~助かったわ~」
「るっせぇんだよ!俺だって忙しいのによぉ!二度とこんなもんたのむんじゃねーぞ!」
怒鳴り散らし、逃げ込むように自分の部屋へと戻った。
「あーあ…」
いったい母親が出迎えてくれたのなんていつぶりだろうか。中学以来か?
少しやせたな、母さん…
20:00
「ちょっと灯油買ってくるわねー!」
下の階から母親の声が響く
俺は足を床に叩きつけて答える
唐突だった
外が明るい、厚手の遮光カーテンだぞこれ。
いったいどうなってる
「ケータイケータイ…くそっ」
みつからない。今度掃除でもしよう。
PC即座に開き、ブックマークからいつもの掲示板へと飛ぶ。
もう実況始まっている。
「くそが、外へは絶対でないからな」
正直外に出て、何が起きてるかこの目でたしかめたかったが、先程誓ったばっかりにちっぽけなプライドがそれを許さなかった。
その後3時間程度で輝きを失い、代わりに静寂で満ち溢れた。
その日を境に日本は変わってしまった。否、変えられてしまったのかもしれない。
政治による統率がとれなくなり、内部戦争が後を立たなかった。
1月5日
某掲示板
俺の力便利すぎわろたwwwwwww
俺に力がまだ目覚めてない件《8スレ目》
キムタクが持ってそうな力wwwwwwwww
リア充以外能力持ちいなくね?
……
「どいつもこいつも…」
pcから離れ、リビングへ向かい階段を降りる。
冷蔵庫から水を取りだしつけっぱなしにしてあるTVへと目を向ける。
「今、力を持った者達が年齢問わず戦っております!」
TVからは毎日毎日同じ内容が垂れ流れるだけだ。本当にliveか?
そこには、理想を口々に吐き出し防衛戦を張る集団が映っていた。
「戦争をなくしたい!」「なぜ仲良くできないのか、戦争以外にも話し合う手段はあるはずだ!」「息子が殺されたんです!この悲しみを殺した人達にも分かってほしくて…」
ケッ、戦争してるやつらが何言ってんだ。
その後cmへ切り替わり、いつものキャッチフレーズが流れる。
「君の"力"がみんなの"力"へと変わる」
「俺に力なんてねーよ、くそが。てか戦争なくしてーんじゃねーのかよ」
そう吐き捨て部屋へと戻る。
ひきこもっててよかった。きっと親が聞いたら泣くだろうが、俺にもう親はいない。
父親は俺が小さい頃、家を出てってから一度も帰ってきていない。母親は先月戦死した。
煩いとは思っていた。何度も死ねと言った。
でも本当は嫌いじゃなかった。ここまで育ててくれたことには感謝してる。
不思議と涙は出ず、感情がまだ追い付いていないのか、腐っているのか俺には分からなかった。