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ふたり、  作者: 山下 次郎
一笑
8/8

おなじもの



五人でぞろぞろと家までの道のりを歩く。すれ違う人はみな、こそこそと話ながら轟兄弟に道をあける。何だか妙な気分だ


「ねぇ、轟 桃也」


吃驚した顔で轟 桃也はあたしの顔を見た。なんで?ここで吃驚?


「おい、お前フルネームで呼ぶな」

「え、いいじゃん」

「やめろ。気色悪い」

「と、轟さん?」


何?と三つ子が振り返った。お前らじゃねぇ。申し訳ないがお前らじゃねぇ。あと、同じ顔で見られるとこえぇから止めて。ホラーだから


「桃也でいい」

「あ、そう」

「ん」


満足そうにポケットから煙草を出し吸い始めた桃也。その横顔をじっと見た。銘柄は何だろうか


「なんだよ」

「いや、銘柄は何かなって」

「セッタ」


おなじしゃん。と笑って一本下さいなと言ったらまた吃驚とした顔をした。そんなに吃驚してたら心臓が持たないんじゃないかな


「お前、未成年だろ!」


もの凄い勢いで怒った桃也。三つ子も吃驚して振り返った。だから、お前ら止めろ。本当に怖い。同じ顔だから倍怖い


「じ、自分もじゃん」

「あ、そうだった」


悪かった。と謝る桃也は罰が悪いのかまた煙草を取り出して火をつけた


「意外だな」


と呟いて、箱を差し出してきた。どーもと言って一本頂いた。火を貰い深く吸い込んだ


「なんかさ、昔知らない奴に絡まれた時に今日と同じで助けてくれた人が落としてってさ。まぁ返そうと思ったんだけどその人居ないし、暗いから真っ暗だしでそのまま貰って吸ったら案外良かったんだよね」

「うまくねぇだろこんなの」


と言いつつも口につけるそれはなかなか止めれないんだよね。吸い始めたらもう依存だ







※未成年の喫煙は犯罪です

どうか真似しないで下さい

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