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溜息  作者: 遠藤 敦子
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5. 福盛悠斗 from 『晴れの日も雨の日も』

 中田(なかた)望子(もちこ)と別れてから、福盛(ふくもり)悠斗(ゆうと)はもぬけの殻のような状態だった。


悠斗が海外出張中に大学時代の元彼氏と会い、子どもができてその人と結婚するという手紙を受け取ったからだ。


ーーもう恋愛なんてごめんだ。誰も信用できない。


悠斗はしばらくはそういった気持ちでいた。


しばらくして、学生時代の友人から「お前に合いそうだと思って」と女性を紹介される。


音大出身で今は会社員として働いている女性だ。


友人の顔を立てるため、悠斗は女性と会ってみることにした。


お嬢様っぽい雰囲気だし高いレストランでないと嫌がられるのだろうか、と悠斗は考える。


しかしそんなことはなく、女性は親しみやすくて気さくな人だった。


もう恋愛はしないと思っていたのに、悠斗は女性に惹かれていたのだ。

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