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異世界灯台守の日々 (連載版)  作者: くりゅ~ぐ
第2章 バハラと追憶と彼方

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第95話 銀河


風が頬を撫でた


強い風だが心地よい風だ


チラッとジゼルを見ると三つ目の飴を口に入れようとして居た。


ジゼルは窓の外を見て居る。


可愛らしい横顔だ、顔の赤さはほぼ無い。


僅かに頬がうっすらと桃色をしていた。




左回りに回り終えた俺は、遠巻きに俺を見るメスガキと男のガキ達と、未だに笑い続けて居るアヤツを見た。


『テメー 楽しそうだな?』


『あー ダメだ、マジで面白過ぎる、お前最高のリアクションだよ、マジ芸人の才能あるわ、なぁなぁてかコレ動画サイトに投稿しても良いよな?』


『アホか! 良い訳ねーだろ! お前マジでひん剥いてやろうか?』


『ほほーう‥‥ ■■■お前まだそんな口を‥‥

あっしに対する言葉遣いがなって無いな』


『うっせーよ、てか紐パンの紐がキレてしまえ、常にほどける呪いに掛かってしまえ』


『お前なぁ、だから紐パンはそんな簡単にほどけたりはしないからな、結構丈夫なんだぞ、まぁ呪いには弱いかもしれないけどな』


くっそー どっかに呪術師いねーかな‥‥


てか奴のスマホの画像と動画をどうにかしないと、

俺のさっきの動画と画像を、何としても消去させなければ‥‥


『あっ、お前を撮った画像と動画のデータはもうあっしのパソコンに送信したからな、スマホのん消しても無駄だぞ、どうせ消してやろうとでも思ってんだろうけど、そんなんお見通しだから、てかあっしに抜かりはねーから』


コイツ‥‥


何でコイツは無駄に頭が回るんだよ!


しかもタチが悪いのが、俺の考えを読んで居やがる事だ、くっそー 実力行使しか手が無いのか?


だがデータはパソコンに送ってやがる。


マジでコイツ抜かり無いな‥‥


コイツを完膚なき迄やり込めれる頭脳があれば‥‥


今の俺の脳ミソじゃ中途半端にしか出来ないな。


『で? お前妙にブラのホック外すのが上手いのは今までやってきたからだと、お前本当、今まで何人の女のホック外してきたんだよ?』


『だから覚えてねーわ、一瞬で思い出せる訳無いだろ、ちょっとは考えないと思い出せるかよ』


『ふーん‥‥ おモテになる事で‥‥ てか本当は痴漢したってオチじゃないんだろうな?』


『お前‥‥ 俺を何だと思ってんだよ? 俺は今まで女に不自由した事無いわい』


『・・・』


『俺は別に嘘はついて無いぞ』


何で奴は無表情で近づいて来るんだろう?


しかも後ろに回り込んだんだろう?


『天誅!』


『おまっ! ケツ蹴るんじゃねーよ、何してくれてるんだよお前!』


『黙れ! この淫乱なメス猫が~! 正義の裁きを受けろや!』


『ハウッ!』


こ こ こ こ こいつ‥‥


カンチョーしやがった、しかも地獄突きかよ!


そして蹴りだ、マジか?


てか俺は今、木に吊るされててるんだぞ。


俺のケツは割と高い位置にある。


それを蹴るってハイキックをやったって事だ。


コイツ本当、足が上がるようになったな、

入門した時はこんなに足が上がら無かったのに。


てか短期間で成長し過ぎだろ、

どんだけ才能あるんだよコイツは‥‥


『コラ止めろ黒ギャル、簀巻きにされてても結構効くんだぞ、おいマジで!』


『黙れやこの淫乱なメス猫が! オラ! 僕は淫乱なメス猫ですって言えや! ぁ~コラ! 僕は盛りの付いたメス猫ですって言えや!』


『アホか~ 何でそんな事 言わないといけないんだ、お前いきなり嗜虐(しぎゃく)趣味にでも目覚めたのか?』


『何だと? お前は口の聞き方がなって無いんじゃねーか? あっしが前に回って良いのか? もっと酷い事になるぞ? それとあっしはお前のツバ攻撃は効かないからな! てかそんな事したら更に攻撃してやるぞ、この女の敵が! 覚悟しろよ』


おい何でコイツこんな覚悟が決まってるんだ?


てか目がイッちゃってるじゃないかよ!


ヤベェ‥‥


ガンギマリしてるじゃ無いかよ‥‥


『お おい‥‥』


『か弱き乙女の怒りを思い知れ!』


何がか弱き乙女だよ、か弱き乙女はハイキック何かしないし、カンチョーもしないわ。


『オラ、()の名前を言ってみろや! 私の怒りを思い知れ! 天に代わって私がこの世の悪足るお前を正してやる』


『お前一人称が私になってるぞ?』


『うるさい、私が法律だ! そして私の名前は天音だ、私の名前を言ってみろ』


いや、コイツ何訳分からない事言ってんだ?


私が法律だじゃねーよ、何を抜かしてるんだ?


『おい?』


『おいじゃねー この盛りのついた淫乱なメス猫が、二度とブラのホックを外せ無い様にしてやる』


ん? やけにホックの事を‥‥?


てかさっから何人ブラのホックを外したとかを、

やけに聞いて来てたな?


まさか‥‥


『あー 何だ、お前嫉妬してたのか、お前焼きもち焼いてこんな事してんだな、てか俺も二十歳越えてんだ付き合った奴位居るし、そんな事もあるだろ』


『死ね! デリカシー無さ()! 絶対屈服させてやる、この全女性の敵め! エロ河童が! あっしが教育してやる!』


何キレてんだよ、てか焼きもちかよ‥‥


しかし焼き餅でカンチョーされても堪らんな、

そしてコイツには必ず報復する、そう、必ずだ。


絶対に思い知らせてやるからな。


一回とは言えケツを蹴られた。


更にその後はカンチョーの連撃だ。


現在はケツに力を入れて奴の攻撃を防いで居る。


てか何で俺がこんな目に‥‥


可愛い、ちょっとした悪戯だぞ、大体今のこの扱いはコイツの焼き餅じゃ無いかよ。


『おい、ジェラシー娘』


『誰がジェラシー娘だ! 』


『俺様は大人だからガキのジェラシーくらい受け止めようではないか、フッ‥‥』


『殺す殺す殺す、お前にはレディの扱いを教育してやる! この盛りのついたドラ猫が‥‥』



俺は耐えた、奴の口撃(・・)を全て耐え、華麗に受け流し、そして口では決して俺に勝てない事を分からせてやった。


『くっ‥‥ 無敵かコイツ、全然折れやがらない』


『馬鹿め! この俺に勝てるなどと思うてか? 我を倒すなど百年早いわ、修行が足りぬわ、出直して参れ』


『いやお前、格好つけてるけど今の自分の状態忘れて無いか? 簀巻きにされて木に吊るされてるんだぞ、なぁもしかして自分の今の姿から目を背けてないか?』


『ハッハッハ勝てば良いのだ』


俺は勝った、それは揺るぎ無い事実だ。


だが俺と奴のやり取りを、母と祖母に見られて居る事を俺は忘れて居た。


反省の色無しと二人に宣告され、俺が木から下ろされたのは日付が変わってからだった‥‥


しかも後日、奴に謝罪させられると言う屈辱を味あわされた。


母が縄と筵を持ち、吊るされたあの日の笑顔で、

そう満面の笑顔で謝罪の様子を監視されながらだ。


道場のガキ共は俺と天音が何やかんや言って仲が良い等と戯言をほざいて居たが、聞かなかった事にした。


因みにあの黒ギャルはムカつく笑顔で謝罪を受け入れて居た。


その笑顔を見て俺は、報復を再び決意したのは言うまでもない。


だが報復方法として、ブラのホックを外すと言う手段は使えない、てか同じ事をやっても芸が無い。


なので奴のブラのホック辺りのバックベルト、

俺がブラ線と勝手に言って居る部位を思いっきり引っ張って放すと言うお仕置きをしてやった。


これも俺が勝手に言ってるだけだが、

ピー、パン攻撃をしたった。


まぁ簡単にいうとゴムパッチンのブラバージョンだ


うん、かなり効いたね、奴は『痛っ!』と言ってやがった。


しかもこれはホック外しと違って証拠が全く残らないと言う利点がある。


そしてこの攻撃は地味に効く、地味だが攻撃力は高い、報復手段としては中々の手段である。


『テメー今何しやがった? 性懲りもなく又やったな?』


『何の話だ? いきなり絡むとはさてはお前チンピラだな? 最近の女子高生はこえーな』


『お前‥‥ 全く反省して無いな? 再教育が必要みたいだな? てかやっぱ女の敵だな』


『だからお前は何の話をしてるんだよ? てか心外だなぁ、僕は女の味方だぞ、失敬だな君は』


『・・・』


馬鹿め、証拠を残す様な事をする訳無いだろ、

こないだの件で懲りたわ。


『ハァー ‥‥ お前本当愚かだな、師匠~ ■■■が又、やりやがりました~ コイツ反省して無いですよ~ 又お仕置きが必要ですよ~』


ちょっコイツ!


密告かよ、てかチクリかよ、コイツ何て恐ろしい事をしくさるんだ‥‥


そして何故か我が母上と祖母上が即来た。


何故? そう思い俺が疑問に思って居ると奴は、

『お前絶対やらかすと思って師匠達には前以て話を通してたんだよ、私が予想して無かったとでも思ってたのか? 甘いな、既に手は打ってたんだよ』


『・・・』


凄い笑顔で母と祖母が近寄って来るのを見た俺は、

一瞬で状況を悟った、ならやる事は一つだ。


『世界一美しく気高い天音様! 僕が悪かったです、天音様御慈悲を! 何卒(なにとぞ)、何卒お情けを、天音様~』


俺は泣きを入れた、臆面もなく奴にすがった。


『お お前凄いな‥‥ そこ迄行くと寧ろ清々しいわ、スゲーな本当』


馬鹿め、切り替えは大事なスキルだ、

てか簀巻きにされて吊るされるのは嫌だ。


『許してやっても良いけど条件がある』


『はい何なりと、いえ、流石に自害しろは勘弁して下さい』


『そんな事言わんわ、あっしの事何だと思ってんだよ、まぁイイわ、アイス奢ってくれたら許してやる』


『はい、喜んで!』


安い女だ、そう思った、その程度であれば全く問題無い、傷が最小限で済んだのだ、まぁプライドと言う問題があるが俺は考えない事にした。


『じゃぁ今度の日曜空けとけよ』


『えっ? 何で?』


『約束しただろアイス奢るって』


『いやまぁしたけど、今から買って来るけど、

それかそこのコンビニに一緒に買いに行ったら良いんじゃ?』


『違うわ、コールドアイアンで食べたい』


ん? それって‥‥


『なぁ、それって愛愛にしか無いよな? 一昨年出来たあの商業複合ビルだよな?』


『そうそう、あと臨海アウトレットモールにもあるけどちょっと遠いし、愛愛に行く』


ん? んー? んーーー?


日曜に愛愛に? てかそれってデートじゃないのか?


『師匠コイツやっぱ全く反省して無いみたいなんですけど』


『あっ、喜んで行かせて頂きます』


天音の取り成しにより、簀巻きからの吊るしは回避された。


『ん、約束だぞ銀河(・・)ふふっ、楽しみだな』


アイツは凄く嬉しそうな顔をして笑って居た。


だが日曜に愛愛?

俺はあの時、凄く疑問に感じた。


だが約束は約束だ、行くのは決定する。


思えばあれがアイツ、

天音との始まりだったのかも知れない。


それまでも何やかんやで話をして居たし、

道場では良く絡んで居た。


だがきっかけとしては、

愛愛に行った事がやはり大きかったと思う。



『あら銀河君 良いじゃない、お詫びなんだからその位はしないとね、約束したのなら約束はちゃんと守らないとね』


母は何故か嬉しそうだった。


そして天音も本当に嬉しそうだった‥‥














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