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新しい友達

それから僕は少しづつ学校に行き、母親がまたどこかに行っていないか心配で仕方なくて何度も過呼吸を起こした。


過呼吸がくせになってしまった僕は少しでも気に入らないことがあるとすぐ過呼吸になるようになってしまった。


母親のせいだとは思っていない。

だけど、母親が関わっているのは確かだった。


クラスに似たような症状の女の子がいた。

その子は彩花ちゃん。


すぐに過呼吸になってしまう。

過呼吸の辛さが分かるのでよく一緒にいるようになった。


彩花ちゃんは詳しい話は聞けなかったが辛いことがたくさんあってそうなってしまったようだった。


僕は彩花ちゃん支えてあげたいと心の底から思った。

彩花ちゃんが過呼吸になって、僕も過呼吸になって。

そんな毎日だったけど仲間がいると思えば辛くなかった。


彩花ちゃんはとても大好きな親友がいたけど、その子と喧嘩をしてから一人ぼっちになることが多かった。

だから、僕は出来るだけ彩花ちゃんと一緒にいるようにした。


行きは道が違うので真理ちゃんと登校して、帰りは真理ちゃんや彩花ちゃんと下校した。

彩花ちゃんがたくさん笑えるようにたくさんの話題を振って...たくさん笑ってもらった。


一人は辛いのを僕はよく知っていたから彩花ちゃんを世に言うグループに入れてあげたくて僕は必死にみんなの場を盛り上げた。


日に日に彩花ちゃんは笑顔を取り戻し、グループにも馴染んでいった。


僕はそれがとても嬉しかった。

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