虹色の世界
僕には今素敵な彼氏がいる。
僕の障害やバイ、Xジェンダーということを理解した上で付き合ってくれる彼氏だ。
爽やかな笑顔に惹かれてずっと気になっていた。
彼は恥ずかしがり屋だけど僕はそんな彼がすごく大事だと思える。
信頼出来る友達も二人できた。
二人とも女の子でXジェンダーの話をしたら「ユウキはユウキだからなんでもいいよ。」と言われた。
それから友達の彼氏とも交流があって色んな悩みを聞いてくれる。
それが頼もしい。
みんな僕は僕だからと差別したりしないで一緒にいてくれる。
怖い人間だけど少しは信頼していいのかな。
そんな風に前向きになれてきている。
しんどい日も辛い日もみんながいるから頑張れる。
今は空は青いし木は緑で、色んな色がちゃんとはっきり見える。
薬のおかげ、みんなのおかげ。
そして何より生きてきた自分のおかげ。
生きていることが辛くなったら少しでいいから周りの人間を誰でもいいから思い浮かべて欲しい。
きっとあなたのことを大事に思ってくれる人が一人はいるから。
僕の話はこれで終わり。
ご閲覧ありがとうございました。
最後までお読みくださってありがとうございました。
自分の実体験を誰かに見て欲しくて小説に手を出しました。
辛いことや悲しいこと、今でもたくさんあります。
でも今までの経験がまだ行けるぞって力をくれます。
だから僕はこれからもきっと辛くても頑張っていけるんだと思います。