暴走とまたあれと、病院とまたあれ
僕と白亜さんが、道場に入るとそこには、僕の相棒の木刀を持った門下生が暴れていた
「はっはっはぁ、最高だぜぇこの木刀、切れ味は無いが最高の破壊力だ!」
そう言い、取り押さえようと立ち向かう門下生たちを薙ぎ払いなぎ倒された門下生はほぼみな体のどこかが変な方向に曲がっており、このままでは死人が出てもおかしくはない。
それに、勝手に人の相棒をわが物顔で使われてさすがにイライラする
「これからお前は俺様のの物だぎゃはっはっはあ!」
誰が、お前の物だって…ふざけるな…
「それに、これさえあれば近衛のものなんざへでもねぇ!」
己の力と思い、酔いしれてるやつ風情に…
「師範みっけ、丁度いいじゃねぇかあ!」
そいつに触れる資格もない奴が…勝手に使いやがって…
「今日からここの道場の師範は!」
「奈七斗、今のわしはお主との戦いで疲労しておる、手伝うのじゃ!」
お前はもう罪人だ…
「おい、奈七斗よ!」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
今のわしは自己治癒の強制上昇で力が十分の一も出せん。それにさっき、奈七斗の前で証明するために放った一撃でさらに弱体化してる、監督不行じゃが甥や姪達は皆裏山じゃ、仕方ない
「奈七斗、今のわしはお主との戦いで疲労しておる、手伝うのじゃ!」
そう言うが奈七斗から返事がない
「おい、奈七斗よ!」
声をかけたその時
「万死に値する…」
その声とともにこの道場一帯に例えるなら海を子の道場に圧縮されたような濃密すぎる殺気が放たれ、特に暴走した奴に向けて放たれ次の瞬間
「ごぉはっ」
暴走したあヤツは壁にめり込み、もといた場所には鬼人になった奈七斗がいた。
まずい、今のわしでは相手ができん
「そこのロリ、今はお前と戦う意思はないから安心しろ」
「ロ、ロリじゃと…」
「ロリなんだから、ロリと言われても仕方ないだろうおまえ、ある意味詐欺だぞ」
「なっ…」
「まあ、今はこれくらいでいいか、おいロリ!」
「な、なんじゃ!」
「元に戻ったらこいつに次からは話すなと言っておけ、それと、あいつも喜ぶだろうしお返しだ」
そう言った瞬間、奴は自分ごとわしを押し倒し、その時、奴の髪の毛や瞳も黒くなり元の奈七斗に戻るが
「え、うわ!」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「え、うわ!」
いきなり、意識を失ったと思ったら、またいきなりなぜか白亜さんと一緒に倒れかせていた
「(このままではやばい)」
手を、着きたいところだがそれじゃあ駄目だ、白亜さんが怪我をしてしまう
そう考え僕は両手で白亜さんの頭を囲って床に膝をつき、両者怪我をしない最善の手をとるが…
「あ…」
顔が近い、恥ずかしい、どうしよう
「す、すみませ、すぐ離れます!」
僕は、頭から優しく手を抜き離れようとするが
「っがあ!」
後頭部か猛烈な衝撃が発生し
チュ
「「!」」
運が良くも悪く、白亜さんと僕の唇が接触してしまった、つまりキス
そして、僕はその見解に考えるまでし続け、正気に戻ったころには時すでに遅し、白亜さんは頬を紅くそめて気絶していた。その後僕も同じように…
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「っ、ここは」
目覚めると、またベットにいた。
しかし、今回は束縛されておらず、起き上がれた。
「病院?」
ベットから降りて辺りを見てみると部屋は個室で周りの電子機器を見るに病院であってる。
その後、場所を確認する為に窓を覗くとどうやら今いる部屋の階は高く町全体が見え、その一角に近衛道場が見えていた為どうやらここは近衛道場に行くときにあった大きい病院らし
「それにしても、なんで病院に…」
訳がわからない、確か一回目の時は目覚めて、束縛されてそのまま白亜さんに選級段で起きたことを聞き、その時に二つのもとから実在する本当のファンタジー、で、その後家に帰る為、荷物と豪華な着物をもらい、最後に相棒を取りに行くと勝手に使われイライラしてそこで意識が切れて、目覚めると白亜さんと一緒に倒れていき、何とかけがはしなくて済んだがき、キスをしてしまいそこで意識がなくなった
「どうしたものか…」
恐らくその後何かしらの理由で病院に運ばれたのはわかった、が
今、この何の音もないただ静かな時が流れる空間。部屋から、出てみようかと考えるがなんか出にくくどうしようかと困り、また部屋から出よう、でも出にくい、でも、やっぱとループする。
その結果、おかしくなり、考え付いたのが
「よし、窓から出よう」
恐らくここは七階か八階だと思うけど今のステータスなら何とか行けるかも!
そう思い、僕は窓を開け足をレールにかけようとするが
「一之瀬さん、なにしようとしているんですか!」
偶然、扉を開けて様子を見に来た看護師に見つかり急いで出ようとするが、駆け付けた他の看護師も含め六人に力ずくで引き戻されました
「はい、また同じことしないでくださいね!」
拘束バンドで拘束されました
「はっはっはっ、お主、また拘束されておるのか!」
看護師が出ていった時、丁度開いたドアから入って来た白亜さんが僕を見てそう言った
「えっと、実は———―」
僕はこうなった理由を話すと彼女は再び笑った後
「お主もやったのか、わしも状況は違うが同じことをやったことがある。まぁ、お主と違って成功したがのう」
あなたもしてたんですか…でもそれより
「あのう、白亜さん、僕、どれくらい寝てましたか?」
「あ、確か二週間ぐらいじゃ」
「えっ」
「そうじゃった、前回の選級段を含めると三週間じゃった」
「まじ、ですか」
「まじじゃ!」
つまり、八月十日から、三週間だから今は九月三日って!
「夏休み…終わってる…」
剣術を学びに来ただけなのに…なんでこんなことに…
「安心しろ、お主の学校には交通事故で多めに全治半年といってある」
「全治半年ってそれはあまりにも「まぁ、まて」」
そう言い白亜さんの表情が少しばかり真剣になって話始める
「なぜお主は体は完全に治っていても意識が戻るのが長かったのかわからんのか?」
「えっ?」
そう言えばそうだ、確かに自己治癒時間と目覚める時がかみ合ってない
「奈七斗よ、お主、道場に来る前にほんの短い期間で様々なことを経験してはおらぬか?」
「っ!?」
なぜ、それを!
「大体、お主みたいに怪我はないのに深く眠る奴は殆どそういうもんじゃ、それにお主が道場にきて初めて話した時の事、そしてお主の化け物みたいな力があるくせに技や技術すらほぼ素人と言っても変わらぬのをみてその力も最近身に着けたものなんじゃろう」
やっぱり、ばれていたか…
「まぁ、力を手に入れた理由は聞かぬから安心性、兎に角、お主にはまだ膨大な精神の疲労が残っておる。じゃから今は休むとよい、どうせ、今道場はお主との戦いで修復中であったの更に破壊されて立て直しになったからのう。それと再建費、治療費は気にせんでよい金は山ほどあるしそれに、この病院は近衛家が経営してるからのう」
「いや、なら学校に」
「今行けばつじつまが合わなくなっておかしくなるぞ?」
「…」
確かに治るのに半年かかる怪我を治療している筈の生徒が行くと色々大変になる
「まぁ、安心せい、病院にはほぼ毎日わしが通い妻の様にきて、たいくつをなくしてやるからの」
「あ、ありがとうございます…」
「それではのう、旦那さま」
からかうようにそう言った後、白亜さんは帰っていきまた室内が静かになっていく
「あっ…この拘束外してもらうおうと頼むの忘れてた…」
その後、二時間、トイレに行きたいのに呼んでも誰も来ず尿意と戦う事になった