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近衛の選級段

「そこで迷っているようじゃがどうかしたのか?」


後ろから声をかけられ振り向くと、商学六年生くらいよりも少し大きいくらいの身長の凛とした白髪で黒い瞳の紅の豪華な着物を着た綺麗女なポニーテイルの子がいた


「え、あっ…」


「その肩にかけてるものを察すると…お主、ここに習いに来たのか?」


「え、ええ…実は色々と事情があって強くなりたくて」


「ほう、それで」


知り合いの西田と言う知り合いがここの事を言っていた為ここに技術を教わりに来たと伝えると。

「ふははは」と笑い始め、二十秒後「ふぅ~笑った笑った」と息を落ち着かせてさて、と言い話しかけてくる


「それで、お主はあの暑苦しい太陽少年からここを教えてもらったと言う事だな?」


「は、はい」


「よろしい、なら、このわしが案内しよう!」


「え?」


「まぁ、安心せいわしは、ここの関係者じゃから大丈夫じゃ」


いや、そうじゃなくてなぜ「わし」とか「のじゃ」なんだファンタジー小説ののじゃろりでもなかろうに


「ほら、はよせんとおいていくぞ」


すでに、門の先に彼女は既に進んでおりこちらに大きく声をかけながら手を振る


「す、すぐにいきます!」         


あれ、なんで年下に敬語使っているんだろう?

そう思いながらも、僕は、彼女のもとへ急いで向かったぐん



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



「ほれ、ついたぞ」


彼女の案内の元付いた大きな道場の中には何千人もの人たちが鍛錬をしており、そして、その鍛錬も柔道、空手、剣道、槍術、暗器、などさまざまだった


「すごいですね」


「そうじゃろう、ちなみにうちの門下生には警官や軍人とかもいるからのう」


「ほ、ほんとですか…」


これは、ダンジョンの事は絶対に口に出さないようにしよう


「まずは、挨拶じゃな、ついてきなさい」


「はい」


そう言われ、彼女についていくと彼女ははじから通らず真正面から進んで行きぞれに気づいた門下生達は起こるかと思いきや彼女が目に入った瞬間すぐに鍛錬を止め礼をすると、他の門下生達もそれに気づき連鎖反応の様に一礼し、最後には左右に、各門下生達の道の様になり再び一礼をするがなぜか僕に視線がズキズキと刺さるが我慢し、少し顔を下に向け彼女について行く

そして、彼女が止まり到着した為、顔を上げて正面を見ると、そこには椅子に座っている胴着を着た

武に生涯を捧げていると素人にでもわかる巌のような、男がいた。この人が師範なのだろう。

そして恐らく、この人が彼女の父親かその親族なのはたしかだろう


「こやつは、あの太陽少年から進められて来た新入りじゃちなみに武器は刀」


「なるほど、西田少年の紹介か…おい、今から、この新入りの選段決めをする、十二級から師範代まで選級抜せよ!」


「「「「「「「「「「はい!」」」」」」」」」」

 

彼の指示に門下生全員が返事をし終えると彼らはグループに分かれて話をし始めた


「選級段?」


「お主は、今からこの道場の一番弱い十二級から技を教える事を許された師範代までの合計二十六人の門下生と戦いお主の強さを見極め所属する級か段がを決めること、これが選級段であり、この道場のしきたりじゃ」


「なるほど、ってえ」


「まぁ、頑張ることじゃ」


「は、はぁ」


「準備、できました!」


「よろしい、では選級段を始める」


彼のこの宣言で選級段が始まり門下生たちは全員端に移り僕は着物の彼女に押され中心に移動すると彼女は巌の彼の隣に行きなにやら話始めそして僕は


「では、これより、近衛道場十二級、剣術、野村正彦対えーと君名前は?」


「えっと、一之瀬奈七です」


「改めまして、近衛道場十二級、剣術、野村正彦対一之瀬奈七の試合を開始する、両者構えて!」


審判がそう叫ぶと目の前にいる、野村と言う男性は木刀を構えたためやるしかないと思いこちらも相棒の木刀を出し適当に構え


「始め!」


試合が始ますぐに野村と言う男は


「剣の構えすら素人みたならば、すぐに終わらせる。はぁああああ!」


と襲いかかってき、まずは、相手の強さを知らないとと思い攻撃を受けてみると


「(え?)」


弱すぎる、これくらいならあのスライムの攻撃以下もいいところだ


「あ」


どうやら、相手も驚いているらしい。

これなら、と思い木刀に力にほんの少し力を入れて押すと


「うわぁあ!」


と軽く吹き飛び、この瞬間を逃さず首に木刀を着ける


「勝者一之瀬奈七斗!」


と、その後


「がはっ!」


「勝者一之瀬奈七斗!」


「ぎゃあああ!」


「勝者一之瀬奈七斗!」


「ぶぅはぁっ!」


「勝者一之瀬奈七斗!」


同じパターンを繰り返し一段まで倒し次二段と対戦するのだが、相手の力も強くなりそろそろ力を少し入れていかないとと思っていると


「私が出よう」


とそう言い師範である巌の彼が木刀を持って出て来た


「まさか、あの方が…」


「これはすごい…」


「本当に何者なんだ…」


と、周囲の門下生たちがざわざわとし始めた


「おい、一之瀬奈七斗、本気を出さないと死ぬぞ」


師範の彼は僕にそう言うと、審判に「始めてくれと」言う


「は、はい、そ、それでは、師範代、近衛厳静対一之瀬奈七斗の試合を始める両者構えて!」


って、え、この人師範代だったの!

そう、驚いていたその時に


「(っ、すごい威圧!)」


相手が構えているだけなのに押し倒されそうなすごい威圧こちらに発してきた。

これは、本気でいかないとやばいと思い木刀を本気で握りしめ、構える。


「始め!」


その、言葉とともに厳静は一気に間を詰めてき、真正面から木刀を振り下ろし、僕は、木刀を横にして受け止める


「(強い、受け止めるのは簡単だけど威圧で押し負けそうだ)」


威圧が凄いため間合いを取ろうと考え、力を入れて押し離そうとするが、すでに彼は目の前にいなかった


「(何処だ)」


周りを振り向くと後ろに彼が木刀を振り下ろしており、それをしゃがんで後ろに飛びなら一回転し攻撃を避け、着地と同時に本気で足を踏み込み、彼に一気に接近し


「(短期で気める!)」


俊敏のステータスがAになったことでできるようになった一瞬で移動するフェイントを使い彼の前で木刀を振り下し、彼が、防ぐ瞬間に横に普通の人ならば見えない速度で移動しわき腹を狙うがそれでも、防がれる感じがした為


「(もう一度)」


先ほどよりも、もっと早く、背後に移動し


「はぁあああああっ!」


本気の力でうなじを狙い、攻撃しこのとき、何かがプチンと切れたが気にしない。

そして、この攻撃に彼はこの攻撃に対応できなかったため、これで勝ちだと思いうなじに当たる前に止めようとするが止まらない。

戦え、戦えと何処からか声がし逆に力が入っていき、抗おうとした瞬間、だんだん意識が薄れていく


「そ…ま…」


と、視界がだんだん暗くなっていき意識が薄れていく中、誰かが叫ぶがそれ以上の声は聞こえず、完全に聞こえなくなり視界も真っ暗でもう、意識がなくなりかけたその時。

一気に、意識が戻り始め、周りの音も聞こえていき、視界も明るくなりっていくが



「むっ…ん!」


視界が完璧に戻り目を見開くとなぜが各所がボロボロになった和服を着た彼女とキスをしていたそれも濃厚なディープキスを


「むっ…むぅ…むんんんんん!」


焦って喋ろうとするが彼女の舌と絡み合い余計に焦り、体がだんだん熱くなり意識がもうろうとし始めたのち、また僕の意識はなくなった


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