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とある四人のお茶会

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


とある、場所

そこは、何処までも続く草原風は涼しく、雲一つない晴天からは暖かい日差しが射す 


そしてそこにポツンとある白の石材が使われている豪華と言うよりも神聖的な小さな建物。

そこで、四人の人の人間とは思えない美しい女神達が話をしていた



「みなさんは、いい子みつけましたか?」


そう三人に質問したのは、紫の綺麗な長い髪と透き通っている瞳みを持つ、顔ぎだちも整い、肌は白くきめ細かく、鼻も高くもないが低くもなく丁度よく、唇も赤くきれいであり、その他もろもろのパーツが一種の美の様に合わさり何処の美女よりも美しく、その顔から見せる優しさあふれる笑顔は見た男性のほほを赤く染めるてしまう程の美しい女性


「わ、私は二人ほど見つけました」


「私も見つけたわ。まだ一つも強くなっていないけど根性が備わっている子たちを三人ほどね」


そう答えるのは、蒼の髪と、瞳をもつ小学六年生ぐらいに小さな彼女と燃えるように紅い髪と瞳の女性なのに男らしく見える女性。

この二人も、彼女と同じく美しいくそれも美女と言われる女性がちょっとかわいいかなと思えるくらいの美貌を持っている


「アルテミスやヘファイストスはもうすでに見つけましたか…」


「あなただって、日本にいる黒髪の可愛い子を見つけてるじゃない」


「そうなのですがやっぱりくのいちは二人組がいいのでもう一人探しているんです!」


御淑やかだった彼女はどこか人が変わり情熱的になる


「しまった…あの子の趣味の引き金を引いてしまった」


「アテナさん、日本の文化。特に忍びが好きですからね」


「ねぇ、そういえば、あなたのお気に召した子は見つかったのかしら、フレイア?」


そう言い、彼女は、左横で情熱的にくのいちの事をしゃべり続ける彼女を無視し、右横で紅茶を飲んでいるこの中で最も大人の美しさがある銀の髪と瞳を持ち一度、微笑みを向けられると世の男性は骨抜きにされてしまう程の美貌に合わせて色気があるため魔性の女と言われると信じてしまう程彼女に目を向ける


「わ、私も気になります、でも確かフレイアさんはヘラさんと被って勧誘の順番を勝ち取った子がいませんでしたか?」


「確か、オルトっていう子だったわよね、最初に規定値を突破した。それも三日で」


「す、すごかったんですよね、き、聞いたところによるとふ、二回り以上の強さがあるモンスターを蹂躙したって…他の神々の方はと、特に男神さん達賭博で盛り上がっていましたし!」


「まぁ、あいつらは、暇という暇を持て余しているし、仕方ないことなのよ…それで、フレイア。どうなの?」


そう言われティーカップを置くとフレイアは口を開く


「そうね…一人だけいるわ…」 


この言葉を聞きヘファイストスの目は少しばかり鋭くなる


「ほう…それでその子は男の子か女の子どっちなのかしら」


「わ、私も気になります!」


右手を上げ興味津々な顔ででフレイアに視線を向けるアルテミス


「男の娘よ、それにすでに規定値も突破しているわ」


この事に、ヘファイストスは一瞬目を目を大きく開き驚くがすぐに冷静になってフレイア

に質問をする


「名前は?」


この質問に一旦、紅茶を挟みティーカップを置き終えると興味津々な二人に答えるが


「これ以上は秘密よ」


彼女はこれ以上彼の事を教えはしない何故なら愛しているから


「そ、そんなぁ…」


「まぁ、そうよね…あなたが、選んだ子は他の神達。特に男性なのだから、必ずあなたを根に持ってる女神たちが奪いに来るものね」


「そういう事、わかってくれてうれしいわヘファイストス…ごめんなさい、私は用事ができたからこれで失礼するわ」



言うと、何処か焦った様に彼女は席を立ち不思議な力を使い、扉を出現させてそこに入って帰っていった


「じゃあ、私たちもお暇しましょうか」


「は、はい、でも…アテナさんどうしましょう」


そう言って、アルテミスは未だに話し続けるアテナを見る


「はぁ~…アルテミス。アテナはほっておきなさいあと二時間くらいで戻るから、彼女も話し終えたら誰るもいないことに気づいてけだろうから」


「そうですね…わかりました」


そして、二人はフレイアがした様に扉を出現させて、帰っていった


その後、ヘファイストスが言っていた二時間が過ぎ五時間、八時間と時間がすぎていくがまだまだ喋ることを止めず結局合計十三時間喋り続け。


「あれ、皆さんはいったい何処に?」


彼女は、三人がいなくなっていた事に十分ほど戸惑ったが時間が経っていることに気づき、片付けをしたのち扉を出現させて帰っていた


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


「無様だわ…」


銀の彼女はボロボロになって倒れている、彼を見てそう言う


「だけど、あなたが死ぬことは私が許さない」


そう言い、彼女は懐から緑の液体が入った瓶を取り出し半分は彼の身体、特に背中にかけて、もう半分は自分の口に含み彼の顔に近づいき、唇と唇を重ねて口移しをして彼の喉が飲み込んだことを確認するとほほにキスをした後、彼の耳元で何かをつぶやいた後その場を去っていった

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