初大会。
私、初瀬先輩に恋してる。
そう気付いたあの日からしばらくたった。
今日は初めての陸上の大会なのです。
楽しみ♪
『俺がんばんねーと。』
「初瀬先輩、頑張ってください!!」
『おう!ありがとう( ˆОˆ )』
今日は5月5日こどもの日。
電車に乗って出発なのです!!!
つーいた!ふぅ疲れたぁ。
大会。
初めてだな。
っっ!雨!?
もう五月なのに寒い…乙(´_`。)
はぁ。馬鹿だよあたし。
『…寒いだろ?』
「寒いですね笑」
『俺のウィンドブレーカー、着とけよ。』
「え、いいです!」
『いいから。はい。』
「ありがとうございます…!」
いい匂い。
好きな人のウィンドブレーカー。
(๑´ω`๑)♡キュン
あ。次、初瀬先輩だ!
…。
『いっきます!』
「はぁぁぁい!」
どんっ
すごい!やっぱり、憧れます
かっこいいとしか言えないよ笑
あ、もう夕方か。帰らなきゃ!
電車にてー。
「あ、初瀬先輩寝てますね、杏夏先輩。」
〈ほんとだ笑〉
「かっこいい。」
〈好きなら、いいなよ。ばればれだよ。〉
「えっ。バレましたか!」
〈うん笑、あ、降りるよー〉
「初瀬先輩、ありがとうございました」
『全然!』
あぁ、どきどきする。
この気持ちはなんですか……??