表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
非現実への訪問者達   作者: イトツ
第一章 非現実への訪問
5/10

非現実への訪問4



しかし、何故だろうか。



何故、どうして、、、





この世はこんなにブスばかりなんだ。



クラスメイトの女子を見ていると、

つくづくそう思う。


まずは、外見から見ても分かる通り、二次元と比べるとあり得ないくらいうざい顔をしている。


それは、性格にも影響を及ぼすみたいで、性格も腐ったように悪い。



え、どんな性格か、だって?



例えをだすと、「あいつら」なんてどうだろうか?




「ねぇねぇ、金子ってえマジキモくない?」



「あー、分かる分かる!本当、下品で変態だしさー。」



「だよねーーんマジ、キモいわー」




これが、中学三年、女子の本性というわけだ。


ちょっと影が薄い男子を罵倒し、かっこいい男子にはちやほやして、すぐキャーキャー喚き散らす。



「まるで、知能を持った家畜だな。」



二次元であれば、学校での会話はこんな腐ったようなものではない。



もっと、おしとやかに。



もっと、楽しく。



もっと、可愛くて。




もっと……。




萌えるんだよ!!!!!!!!




いや、ほんとに。


もっと、そういう意識を持って生活しては如何かと思いますが。



俺は、少なくともこの14年間はそう思って生きてきた。



だって、こんなにブスじゃ、現実逃避の一つや二つしたくなるのも無理ないっしょ。



もっと、かわいい二次元のような感性豊かな女子が現れれば…。



ツンデレやデレデレ、ロリ、クーデレ、ドSキャラにドMキャラ、

俺は苦手だけどヤンデレとか…。



まぁ、そんな夢みたいなことあるわけないな。



そんな、感性。この世の女子には持ち合わせていませんものね。



はぁ、可愛い、二次元ばりの転校生でも来てくれな…いよな。






「よし、皆、席につけ。


授業を始める前に転校生を紹介しよう。


入ってくれ。」





これは、もしかしてマジでフラグ立った!!!!!!








「あの、私、無花果 朱理です。


まだ、慣れないことも多いと思いますが、どうぞよろしくお願いします。」














・・・俺の嫁になって下さい。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ