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非現実への訪問者達   作者: イトツ
第一章 非現実への訪問
3/10

非現実への訪問2



「・・・もう、こんな時間か。」



見ると、時刻は午前3時を回ろうとしていた。

俺は、パソコンをシャットアウトして、ベットに寝転がった。



明日からまた退屈な一週間を過ごすと思うと、気が滅入りそうだ。



まぁ、いつも通り、同じように振舞っていればいいのだが…。



やべぇ…。眠い…。寝ようかな…。



そう思っているのだが、なかなか眠りにつくことがてきない。

ギャルゲーのやり過ぎで少し興奮してるのかなと思ったが、少し違うな。


多分、寝てしまったら、また明日からの退屈な一週間がきてしまうからだろう。


それは、明日への、


恐怖…。 不満感…。 退屈感…。


あるいは、それ以外の何か…。



一体、どれに部類するのだろうか。




本当は、思っていることを言うと学校になんて行きたくはない。



ただ、行かされているだけだ。

強制されているだけだ。



本当は、もっとネトゲやギャルゲーをしていたい。



しかし、それは許されない。



それが、現実。



それは、正論。



だが、俺は、そんなもの下らないと思っている。



別に、好きな事をして何が悪い。

この世の中、そんな奴沢山いる筈だ。



だいたい、勉強なんてこの先の生活に必要じゃないだろ。



必要なのは、以下にして、仕事をこなせるかということだ。



いくら、勉強が出来ても、社会に出て頭がいいことが通用しないということくらい、そろそろ、俺は分かってる。



重要なのは、効率だ。



だが、仕事につくまでの過程で勉強が大事なのは、重々、承知している。


勉強をしなければ、高校に行けない。


勉強をしなければ、大学に行けない。


勉強をしなければ、社会人になれない。




そんなの、分かってる。




分かってる……つもり。




本当は、気付いてる。




「あぁ、もう、寝よ………。」


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