サイテーでサイコーの幼馴染との恋。
私の名前は、奏楽曲来夏。ちょっと変わった名前でしょ。名前の方は、夏が来る前に生まれたかららしいよ。私たちの血筋は、ちょっと名字に関係あるの。私のおばあちゃんも、おじいちゃんも、お父さんも、お母さんも有名な音楽家なの。だから私も、二歳からピアノ習ってる。(あんま好きじゃないけど)。ちなみに年齢は高3。
「来夏ー。」
「あっ奏。」こいつは、氷室奏。あたしの一番の友達in幼馴染。そして、私の好きな人。笑顔が一番の男の子。
「なんで走ってんの。お前。」
「おまえバカか?遅刻するぞ!」
「ええ!うそ!」
in学校
「奏先輩いますかー。」あっ奏人気だなあ。一二年の女子の群れだ。そんなイケメンだっけ。
「来夏、あそぼっ。」
「美陽っ。」この子は、神谷美陽。一番の心友。私の友達って、珍しい名前多いいんだよね。美陽も奏も、私も。
「ねえー、来夏と氷室君、仲良いよねえー。今日も一緒に登校したでしょ。まさか彼氏?でも良いんじゃん。イケメンだし。」なわけないじゃん。
「ちっ、違うよ。幼馴染だから。」
「ふーん。」
「あのさー美陽、疑ってるでしょ。」
「あったりまえでしょ。」
奏の秘密知ってる?まあ秘密とは言えないけど。奏は男にイジメられてる。女には人気なのに。まあそれがイジメの理由だけど。
in下校
「おいおまえ、なんか言えよ。お前のすーきーな人は、だれーだ?」「どす。」あ、蹴った。ひどい。奏大丈夫かな。
「俺の好きな人は・・・・」
「おれは!来夏。」
「ええっ。」
「奏楽曲来夏のことが好きだ!」「ダダッ。」「バッ」私は奏の前で両手を広げて立った。
「来夏?」
「なんだよ。奏楽曲、そこどけ。」
「どかない!奏は、奏は。私の彼氏だから!」
「おう、おう、みんな、行くぞ!」
「来夏。ありがとう。」そして奏は私をハグした。
「オレはおまえのことが好きだった。小さい時からずーっと。」
「奏、私も奏のことが好きだった。」
サイコーの彼氏とのサイコーの恋が始まります。 (お・わ・り)