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第32話 指輪

【注意】

今回は性的な描写が含まれています。

大丈夫な方のみご覧ください。








【注意】

※この先の表現に一部性的な描写が含まれます。

苦手な方は読むのをお控えください。















次の日私はアンの元へ赴いた。


「涼香どうしたのだ。

其方は今屋敷の主人の見守り中であろう。」

「今は休憩を貰ってきているから問題ない。

それにアンに頼みたいことがあるんだ。」


私はアンにあの指輪を見せた。


「この指輪かなり燻んできているんだがこのまま持っていても大丈夫なのか?」


アンは暫く考えた後私の指から指輪を外した。


「ふむ……これは指輪に瘴気が溜まっている証拠だな。」

「瘴気?」

「端的に言えば良くない魔力の事だ。

指輪(コレ)が涼香の体内で作られている瘴気を吸ってくれているのだろう。

故にこの指輪はいづれ使い物にならなくなるだろうな。」


少し待っていろと言われアンはポケットを探りはじめる。


「この指輪の代わりに今からこれを肌身離さず着けておけ。」


そう言われ渡されたのは似ているが別物の指輪だった。


「希少ではあるが少量のミスリルが使用されている。

先程の指輪よりも効果も容量も遥かに上だ。」


私はアンから指輪を受け取り再び同じ指に着けた。


「それに普通の者であれば体内で瘴気など作れるはずがない。

大元であろう魔の本能(ソイツ)のせいであろうな。

其方も気付いているだろうが、魔の本能(ソイツ)は以前とは比べ物にならない程に力をつけている。

くれぐれも油断するな。」

「ありがとう。

アンはいつも頼りになる。」


私はアンにお礼を言い再びユウの居る執務室へと向かった。



***



ユウの仕事が片付く頃、外は日が落ち真夜中だった。


「ユウ様、そろそろ少し休憩を取られた方がいいのではありませんか?」

「いや、大丈夫だ問題ない。」


ユウの態度はいつも以上にそっけなく感じる。

何か嫌なことでもあったのだろうか。


「ではせめて食事くらいは取りましょう。

流石に入れ込み過ぎは身体に障ります。」


そう声をかけ近づくとユウは私の方を睨みつけた。


「またそうやって俺を誘惑するのか。」

「誘惑……?」

「はぁ……自覚が無いのがますます腹立たしい。」


そう言うとユウは私の腕を強く掴んだ。

そして逃げられない様に壁際に追い込み腕を壁に押し付けられる。


「涼香、君は本当に罪深い女だな。」


私を間近で見据えるユウの瞳にはとても迫力があった。

こんな獲物を狩らんとする目で見られたら普通の者であれば怯んで動けなくなってしまうだろう。


「ついて来い。」


暫くして私が抵抗しないと分かるとユウは私の手を引きながら執務室を出て行った。


***


ユウに手を引かれ連れてこられたのは彼の寝室だった。

そしてユウは私をベッドに押し倒す。


「今すぐその手の忌々しい飾りを外せ。」


ユウの目は本気だった。


「……それは無理です。」

「ハッ、この屋敷の門を跨いだ時点で無理ですなんて選択肢は君には存在しない。」


ユウは私の返答を鼻で笑った。

アンに肌身離さず持っておけと言われてすぐにコレとは、神の悪趣味っぷりに私は心の中で悪態を突く。


「……わかりました。」


私は指輪を外し手の中に落とさない様しっかりと握り込む。


「……涼香はそんなに装飾品が好きだったか?」

「そうですね……訳あって肌身離さずに持っておけと言われているので……」


そう言うとユウはまた怖い顔で私を見る。


「俺の言う事よりもソイツの言うことの方が大事か?」


ユウはこんなにも情緒不安定な人物だっただろうか。

私にも色々と事情があるのだと弁明しようと口を開く。

するとユウは有無を言わさず私の唇を奪った。


「そうか……じゃあ今から涼香の事をたぶらかしたヤツの事なんて忘れさせてしまおう。」


そう言うとユウは私の手に握られている指輪を奪い部屋の隅に投げ捨ててしまった。


「君をほったらかしにする奴の事なんて忘れろ。

今から俺が直々に涼香のココ(・・)に上書きしてやる。」


ユウはそう言うと私の下腹部を指差した。


「ずっと我慢してきたんだ……。

何ヶ月も……何年も……」


そう耳元で囁くとユウは私の首筋に歯を突き立て血を啜り始めた。


「いっ……!」


私は抵抗するがびくともしない。


「……他の男のモノにはなっていない様で安心した。」


ユウが血を一通り啜り終わる頃には私は貧血で体力を殆ど奪われてしまった。

貧血で身体が思うように動かない。


『視界が霞む……。』


私の意識が落ちる直前ユウは私に催眠を施す。


『まて……この展開何処かで……』


「もう我慢なんてしなくて良いんだ。

……だから全て俺に曝け出せ。」


瞬間身体がまるで溶けてしまいそうな程熱くなっていく感覚がした。


『あの時の夢ととても似ている……!』


そうだと気付いたが時すでに遅く、私はユウの催淫にかかってしまった。


「身体が……熱い……」


先程まで感じていた倦怠感や眠気が吹き飛び、代わりに背筋を這う様な快感と熱がじわじわと下腹部に集まる。

身体を動かせば布が擦れる感触だけで身体が快楽を拾ってしまう。


『駄目だ、このままだと夢の時の様にユウを危険に晒してしまう。』


私は身体中を駆け巡る熱と欲を必死になって抑え込む。

幸い本能(彼女)はまだ目覚めてはいない様子だがそれも時間の問題だろう。


「そんなに辛いのなら楽にしてやろう。」

「ひゃ……や、やめて……ください……んっ……」


ユウは私の身体の敏感な二つの突起を刺激し始める。


「涼香はいい声で鳴いてくれるな。

もっと聞かせて欲しい……。」


私の目を見つめるユウは何処か淋しげで、そして絶対に獲物を逃すまいとする捕食者の目をしていた。


次の瞬間ユウは私の唇を奪い口内を隅々まで探る様に舌で侵していく。

そして器用にユウの両手は私のシャツの下を探り二つある突起を絶妙な力加減で刺激してくる。


『完全にユウの思うテンポに流されている……。』


私の身体は徐々に強まっていく快楽に抗えなくなり始めていた。

そしてユウは私の口内を貪るのを止め、私の服に手をかけ脱がせていく。

そしてユウは先程まで刺激してしていた突起に吸い付いた。


「っあ……駄目です……。」


私は止めてもらう様ユウに訴えるが彼は聞く耳を持ってはくれない。

そしてさっきまで上ばかり触れていたユウの右手が今度は下着越しに秘部を優しくなぞる。


「んっ……」


そして私はユウの手で軽く絶頂してしまった。


「本当に愛らしい……。

普段のクールな君とは違って今はまるで子猫の様だな。」

「手を……あっ、退けて……んっ……くださぃ……。」

「良いのか?ココもこんなにも良くなっているのに……。」


ユウは私の下着の中に手を入れ敏感な所を直接刺激した。


「あっ……駄目!

ダメダメダメダメ……!」


私はユウに秘部を弄られ絶頂してしまった。

そして私は下着をいやらしい液で汚していく。


「頃合いだな。」


ユウはもう我慢できないとばかりに今にもはち切れそうなソレを窮屈なズボンから解放する様に外気に晒す。

そしてソレを私の下着越しに擦り付けてくる。


「だ、駄目……やめて……じゃないと……」


ユウは私の制止など聞くつもりもないらしく、私の下着を抜き取りベッドサイドに投げた。

そしてユウのソレが私の秘部にあてがわれる。


「また一つになろう。

……あの時の様に——」


『マズい……何とか時間を稼がないと……。』


そう思い私の口から出たのは賭けに近い提案だった。


「ユウ様ばかりズルいです……。

私も……ユウ様のお役に立ちたいです……。」


それは私の体力を温存しつつ主導権をこちらで握る事だった。

そうすれば指輪を探し冷静でいられるタイミングを見つけられる筈だと考えたのだ。

そう提案するとユウは嬉しそうに微笑んでこう返した。


「では俺のコレ(・・)を涼香の子宮(ココ)で受け止めてくれ。」

「やだ……挿れちゃダメ……!」


どうやらユウは完全にスイッチが入ってしまっていた様で有無を言わさず私の中へ押し入ってきた。

中が押し広げられる感覚と私の雄を求める本能がユウのソレを歓迎するかの様に絡みついていく。

私の理性は駄目だ危険だと脳内で警告音を発しているが、身体の方は全く言う事を聞いてくれない。


「やっと……一つになれた……愛してる……もう一生離さない……。」


ユウのソレは私の気持ちの良いポイントをよく覚えている様で、容赦なく穿ち刺激する。


「んっ……ダメです……お願い……抜いて……!」

「そんな事言いながら君のココ(・・)は良く締まっているぞ。」


私の頼みは聞き入れてもらえず律動はどんどん激しくなる。


「もう何処かへ行くなんて言わせない……ずっと一緒に居よう………。」


ユウの馴染ませる様な優しい動きは、徐々に快楽を拾う為に強く激しく打ちつけ始める。


「涼香のナカ……気持ちいい……ずっとこうしていたいくらいだ………!」

「あっ……奥穿るのダメ……!」


私はユウのソレを無意識に締め付けた。


「凄くいい締まり具合だ……一体誰に仕込まれたんだ?」


そう言うユウはとても悪い顔をしていた。


「……ユウ様……止めてください……。」

「まだ口が聞ける程元気な様だな。」

「やぁ……そこいや!」

「嫌な訳ないだろ?

だって涼香のここココ(・・)はこんなに俺を締め付けているのに。」


ゆうは私の中をまるで何かを上書きするかの様にゴリゴリと抉り穿った。


「っは……そろそろ限界だ………いっぱい注ぐから……しっかり受け止めてくれ…………っ!」


そしてユウは私の一番最奥で果てた。

私の中に熱いナニかが注がれていくのがわかる。

ユウの昂りが収まり身体が離れた隙に私は指輪を拾おうとベッドから降りる機会を伺う。

しかしユウは私の身体を抱きしめたまま離してはくれない。


「ユウ様、そろそろ離してください。」

「嫌だ。」


早くしないと本能(彼女)が目覚めてしまう。

何とかして振り解かないと——


『さっきからワタシを呼んでるのはアナタ?』


最悪だ。

どうやら本能(彼女)は目覚めてしまっていたらしい。


『フフフ……

さっきから  お楽しみ(・・・・)だったみたいね——


ワタシも混ぜて欲しかったわ——』


本能(彼女)は恍惚な笑みを浮かべる。


『それに今ならアナタのあの夢(・・・)以上の快感が得られそうだわ!』

「駄目!」


そして私の身体は本能(彼女)に主導権を握られてしまった。

そして本能(彼女)はユウの身体を圧倒的な力で押し返す。


「邪魔よ——」

「涼香?」


そして本能(彼女)はユウを容易く組み敷いた。


「ほら、涼香見えてる?

アナタのだぁいすきなユウですよ〜♪」


本能(彼女)は私の身体で好き勝手に私を煽り散らかす。


「ユウは私とずっとず〜っと一緒に居たくて一つになりたいのよね?」


まさかと思い私は本能(彼女)から身体の主導権を戻そうと意識を送るがカプセルに蓋をされた様に表に出て来れない。


「だったら!ユウはワタシの糧になればいいんだわ♪

そうすればず〜っと一緒に居られるもの……フフフ

ワタシって 天 才 ね♡」

「さっきから何を言っているんだ……。」


ユウの瞳に映る私の目はまるで魔物の様に眼光が開き、目は真っ赤に染まっていた。


「じゃあ早速……


い       た     ダ

  き         マ    

                   ス   !」


そして本能(彼女)はユウの首に思いきり噛みついたのだった。



to be continued……

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