第六十話 ヤサシイヒカリ
紫苑の一喝で文字通り全員が動きを止める。
さくらなどは蹴りを出す不安定な姿勢のままだ。
「ぐはっ……ぐぅ!!」
紫苑はいきなり血反吐を吐きながらもさくらを乱暴に払いのけ、さくらは受け身も取れないまま倒れる。
「……ぐぅあっ、は、服部。契約だ。『さくらを二度と戦えないように、四肢を潰せ。そしてっ、そこの伊集院桜子をハダカにしろっ』」
「……」
服部の腕だけが動き巻物に文字を書いていく。紫苑は服部の手にある巻物によたよたと近付くと震える手でサインをする。
そして肩で大きく息をし始めた。それを合図にして全員が動き出す。
今日二回目の契約は成った。
今までただ立ち尽くすだけだった服部は、意志を見せない表情で、倒れたさくらを標的に定め踏みつけんと襲いかかる。さくらは間一髪、転がることで服部の攻撃を避けるとすぐさま立ち上がる。
「お前たちは下がれ。……はぁっ、そして私の命令があるまで入り口を封鎖せよ」
取り出したハンカチで口元の血を乱暴に拭いながら、部下たちに命令する。
もはやさくらは服部が相手する限り、敵ではない。
紫苑の護衛たちは倒れた部下たちを抱えてこの部屋から出ていく。
そして部屋に残るのは紫苑と服部、さくら。そして芹緒と桜子の二人の少女だけとなった。
「きゃあっ!?」
服部が素早い動きで桜子の着物をはだけさせると、その着物は細切れになる。桜子は顔を真っ赤にして両手で胸を押さえてうずくまる。
「わざわざっ、伊集院家のご令嬢がやってきたのだ。はぁ、はぁっ、利用しなければっ、失礼というもの」
肩で大きく息をしながらも、紫苑は自分の机まで戻ると引き出しからポラロイドカメラを取り出す。
「美琴だけかと思っていたが、はぁっ……ククッ、もう一つ額縁が必要になりそうだ」
芹緒が桜子を守るべく動こうとするが、紫苑に一睨みされた途端、身体が金縛りにあったように動けなくなる。
「二人揃っての記念撮影は、あとだ。慌てずに待て」
芹緒の目の前で桜子が不自然に動き出す。
顔を真っ赤にしていて身体をすくませていたはずの桜子が、紫苑に向けて身体を開き始めたのだ。隠していた胸も、隠されるべき秘所も紫苑の前に顕になる。
「さあ、『自分の手で広げろ』」
桜子が口をパクパクさせているがそこから声が漏れることはない。桜子は屈辱に塗れた真っ赤な顔で、自身の秘所を両手で開いていく。
「これはこれは。顔に似て可愛らしいな」
「そこまで」
突然、紫苑のそばから芹緒の聞き慣れた女の子の声がすると、ジャンプしてカメラを奪い取り、両足で踏みつけカメラを壊し、ガラクタを蹴り飛ばす葵の姿が景色から滲み出てきた。紫苑は葵に押されてバランスを崩し、無様に倒れる。
「なんだ!?」
紫苑は尻餅をつき困惑しながらも腕を振り回し、葵を殴り倒そうとするが、葵はすすすと逃げのびる。
「服部!! これはなんだ!!」
「身隠しの術」服部はさくらを攻撃しつつ、紫苑の質問に答える。「声を出したり動揺したり、大きく動かない限り、周囲に認知されなくなるという術だ。これはさくらの術だな」
「よく分からんがそういうことか。おお……芹澤の娘じゃないか。小娘が一人増えたところで何になる」
紫苑は立ち上がると芹緒、桜子、葵を見渡す。
さくらはすでに眼中にない。すでにさくらの左腕はだらんと垂れ下がっている。
「『さて美琴』」紫苑は声を出す。その声だけで桜子も葵も動きが止まる。さくらは必死に抵抗しているがその結果右腕を絡め取られ、関節を極められる。「私の力は『人を支配する力』だ。このままお前たちを身動き出来ぬまま犯してやってもいいのだが、お前の態度次第では考えてやらんこともない」
「ダメですお嬢様!! あの男の言葉に乗ってはいけません!!」
「ハダカになれ。そして土下座して私の靴を舐めろ。ああ、これは力による命令ではないぞ。お前がお前自身の意思でお友達を助けたいかどうかだ。今ならお前だけで、二人を許してやらんこともない」
紫苑はフラフラと体を揺らしながらもイヤらしい笑みを浮かべる。
「聞いてはいけませんっ!!!」
両腕をだらんとぶら下げるさくらは、顔を苦痛に歪めながらも果敢に服部に立ち向かう。
服部の『契約』術による圧倒的強さもさることながら、時折紫苑から向けられる『動きを止めろ』という『力』のこもった視線。さくらはなんとかその力に耐え服部の攻撃を躱し、服部を倒さんと攻撃の手を緩められない。
「まあさくらは服部との『契約』で命運は決まっているがな。安心しろ、肉ダルマになっても使ってやる。伊集院と芹澤の娘も使い道はごまんとある。さて、どうする?」
「ダメです美琴様!!!」
「まだ諦めちゃ、ダメ」
動けない桜子と葵がそう叫ぶが、芹緒の心はすでに決まっていた。
怖い。決意したって怖いものは怖い。
立ち上がった足はがくがく震えている。
だが芹緒は毅然とした顔で紫苑の人を見下したような顔を睨みつける。
そしてパジャマを脱ぎ、下着を脱ぎ、ハダカになる。
「穢れの日か。くっくっ、そうかそうか、やっと子どもを為せるか」
赤い染みがあるナプキンを見てあざ笑う紫苑の言葉には耳を貸さず、芹緒は紫苑の足元に歩み寄るとその場に正座する。
(諦めてなんかない)
芹緒は手を前について紫苑に向かって土下座する。
桜子と葵の悲痛な叫びが聞こえる。さくらの声は聞こえない。
(まだいる)
芹緒はそのまま前に進み出ると紫苑の靴に口付ける。
「はーはっはっはっは!! これはいい!! これはいいぞ!! 道里の小娘は友達思いだなぁ!!」
(まだ出てこないってことは、意味があるんだ)
「よし、気分がいいところで芹澤の娘も剥いてしまうか。貧相だが屈辱の顔が楽しみだ」
「うぐっ!? や、約束が違います!!」
土下座している芹緒の剥き出しの背中を足蹴にし、動けない葵の元に歩み寄る紫苑の背に、芹緒は声を荒げる。
「考えてはやったぞ?」
「〜〜!!!」
バカにしたような、いや、実際バカにしているのだろう、紫苑はそう吐き捨てると葵の服に手をかける。
「やめろ変態!」
「やめてください!!」
芹緒も声を張り上げるが紫苑の手は止まることがない。葵の身に纏う衣服が乱暴に破られる。
「やめろっ!!!!」
そして、紫苑が葵の下着に手をかけようとした刹那、芹緒が大声を張り上げると同時に、部屋中を照らすほどの大きな光の柱が出現した。
「な、何っ!? これは!?」
そして紫苑は葵のブラを手にしたまま弾き飛ばされる。
倒れた紫苑は芹緒を見て絶句する。
芹緒の身体からは柔和な金色に輝くオーラが発せられていて、そのオーラは葵や桜子、さくらを包んでいた。
「これがお前の力かっ、美琴!?!?」
だが疑問に思っているのは紫苑だけではなく、芹緒自身もだった。
今まで美琴の身体の中だけで力を操ることはあった。全身を駆け巡るように練習もした。だが、さくらの指示で力は外に出すなと厳命されていたため、どんな力か芹緒は知らなかった。
てっきり芹緒は美琴の力を『入れ替わり』だと思っていたが、よく思い出せばその前、美琴は芹緒と出会う前にすでに『テレポート』だか『ワープ』だかの力を使ってあの山まで来ている。
そして今。
初めて芹緒が操ったこの力は……バリアーか?
紫苑が弾き飛ばされたのはそういうことだろう。
美琴の父、道里は言っていた。
『今まで二つの力を扱った者など記録には遺っていない。恐るべきことだ』と。
これは三つ目の力……なのか?
だとすると美琴の潜在能力はすごいものだと芹緒は戦慄する。
「ええい、服部!! いつまでそんな小娘に手こずっている!!」
紫苑の声に芹緒が目をやると、そこには不思議な光景が広がっていた。
今まで痛々しく身体の動きに合わせてぶら下がっているだけだったさくらの両手が、わずかにだが動いている。服部の攻撃をいなし、躱している。
芹緒の力がさくらを包んだ結果、さくらの身体は少しずつだが回復していた。
「わからん……」
服部も動揺を隠せない。それどころか服部の息が荒い。大粒の汗をかいている。
芹緒を抱えたまま長い距離を走っても汗一つかかなかった服部が、終始攻めているというのに急にスタミナが切れ始めている。
芹緒は桜子と葵の顔を見てギョッとした。
二人とも口から血を出し、目が真っ赤に充血している。
これは先ほど見た気がする。そう、紫苑がこの部屋の全員に力を使用したときだ。
二人は紫苑が力を拡大したことを見ることで、そういう力の新しい使い方、『力の限界を超えること』を知り、即実践していた。
(服部は心臓が破れるほど脈打つ)
葵が心で服部に問い掛ければ、
(葵様の言葉は正しいです)
桜子が葵の考えを肯定する。
葵が感情を読む力をオーバーフローさせ、ウソを服部の心に問い掛ければ、桜子が真贋を見抜く力をオーバーフローさせ、葵のウソを真実として決めつけて相手にそう信じ込ませる。
その結果服部の心臓は自身には制御不能なほど脈打っていた。息が不自然なほどに上がり、そして動きに精彩が欠ける。
さくらが回復し、服部が疲弊する。
「はっ!!!」
そうしてさくらの蹴りが初めて服部に届く。だがその蹴りは浅く、服部のスーツのボタンを弾き飛ばしただけだった。
服部のスーツがふわりと舞う。
「貰った!!!」
その瞬間。
そんな掛け声とともに、すれ違うように服部のスーツから契約の巻物を抜き取った姫恋の姿が景色から滲んで現れた。
「しまった!!!」
服部が目を見開いて驚き、すぐさま姫恋を追撃しようとするが、その体はさくらの体当たりによって止められる。
「契約外の相手への攻撃はっ、『契約』術ほどの威力はないなっ!!」
「ていっ!!!」
『動くな!!』
紫苑の力ある言葉も視線も、姫恋の行動より一歩遅かった。
すでに巻物は破られていた。
そして紫苑の力によって動きを止め、敗れた巻物を持ったまま床に転がっていく姫恋。
「まだ隠れていたとは……」
紫苑が呻く。
そしてさくらが襲いかかってくるのを見て声を荒げる。
「服部!!!」
「『契約』は破られた。終わりだ」
「ふざけるな!!! 『私のために戦え服部』!!」
襲いかかるさくらの攻撃を力を使ってさくらの動きを止め、躱しながら、立ち尽くす服部に対し声を荒げる紫苑。
だが服部はすでに紫苑を見ていない。紫苑の言葉も届かない。一度紫苑の力を味わったことで服部には耐性がついていた。
「契約の抜け道、よく思い出したな、さくら」
感心したように言う服部に、さくらは服部を見ずに答える。
「これを思い出したとて、実行するのがどれほど大変か」そしてようやく捕まえた紫苑の腕を捻り上げ胸部を圧迫する。紫苑があがが!?と声を上げるが気にしない。「帰れ服部。お前の仕事は終わりだ」
「そうだな」
さくらの言葉に頷く服部に、腕を極められた紫苑は床に這いつくばりながら、声も絶え絶えに髪を振り乱しながら叫ぶ。
「つ、次の契約だっ!!」
「契約は一日二回しか結べない」服部は姿を消す。一言言い残して。「またのご利用を」
「……まだだ」
腕を決められたまま紫苑がそう小さく言葉を発する。慌ててさくらが口を塞ぐが、紫苑は気にしない。言葉にしなくても良いのだ。
『私から離れて全員伏せろ』
紫苑の力ある声無き言葉が部屋全体を支配する。
さくらが手を離し床に伏せる。芹緒も桜子も葵も、そして姫恋も同じように床に伏せる。
「どいつもこいつも私をコケにしよって……」紫苑も倒れたまま口から血を吐き出す。力のオーバーフローによってすぐには立ち上がれない。
紫苑の『人を支配する力』は本来一人にしか効果がない。だが自分自身へのダメージを厭わなければ、オーバーフローすれば全員を支配下に置ける。
全員を支配。
その人数が多ければ多いほど紫苑の命をも削っていく。
だから紫苑は自分の部下たちをこの部屋から全員追い出した。力を使うのに部下たちはジャマでしかない。
それでもこの少人数ですら紫苑の負担は尋常ではない。
立ち上がれない紫苑は、だが懐から拳銃を取り出す。
「はあ…はあ…美琴。このテープレコーダーに誓え。『九条美琴は紫苑鷹秋と結婚し九条家を譲る』とな。お前の力で銃の弾は弾きとばせるか? 実験してもいいんだぞ」
急に姫恋がゆらりと立ち上がる。
『立ち上がり、呼吸を止めろ』
幽鬼のようにふらふらと立ち上がった姫恋は突如動きを止める。今まで上下していた胸の動きが止まる。
芹緒は慌てて力を姫恋の解放に向けるが、紫苑の力に触れることが出来ない。
「姫恋様!!」
さくらが意志の力で動こうとするが
ダァン!!!
「うぐっ!!!!」
ぜぇぜぇと息を吐く紫苑が、動こうとしたさくらの足目掛けて銃を撃つ。芹緒のオーラに包まれていたさくらの足が撃ち抜かれ、赤い鮮血が迸る。
まだ不完全。芹緒の力は全てを守り抜けるほど強くない。能力の攻撃にも、物理の攻撃にも、届かない。
無力感が芹緒を包む。
「美琴は私の嫁となり、私は九条家の当主となる。小娘どもはハダカの写真を世界中にばら撒いて今までの娘たち同様性奴隷として飼ってやる。さくらは肉ダルマにして部下どもの慰み者にしてやる。これで終わりだ」
紫苑は呪いのように言葉を紡ぐ。
誰一人動けない中、唯一紫苑だけはゆっくりと立ち上がると、壁にかかっていた手錠をさくらにかける。
そして芹緒の目の前にテープレコーダーが紫苑の方から転がってくる。まだ録音がオンになっていない。今の紫苑の言葉は録音出来ていない。
「どこの家の娘か知らぬが、お友達だろう? いいのか? それとも上流階級の人間ならばこんな下流の人間など気にもしないか?」
紫苑は桜子、葵も同様に手錠をはめていく。
芹緒の身体が自由になる。紫苑は芹緒の力を恐れる必要はないと感じたのだろう。
芹緒の視線の先、姫恋の顔がどんどん強張っていき、唇が赤紫っぽく変色していく。
桜子と葵も全身を震わせながら唇から血を流して力を使い、全力で姫恋を解放しようとしているようだが、紫苑の命令の力には及ばないようだ。
芹緒はテープレコーダーを手に取り、電源を入れ、録音をオンにする。
(美琴さんじゃなくて良かった)
この場の美琴の身体に美琴がいなくてよかった。
芹緒はみんなの顔を見渡す。涙が溢れてくる。
さくらが必死に首を横に振る。
桜子と葵も同様だ。
姫恋の生気が失われつつある顔を見て、芹緒は決心する。
(女の子になって少しだけでも幸せな時間が送れて良かった……)
これからは生き地獄の日々だろう。
紫苑鷹秋との結婚生活。考えたくもないが、これもこの一週間幸せな時間を過ごした代償だと思えば大したことないのかもしれない。
(みんな生きてね……)
「九条美琴は紫苑鷹秋と結婚し九条家を譲る」
そう言葉を発した。
さくらが顔を背けて大粒の涙を流す。
桜子と葵も悔しそうに涙を流している。
(誰かみんなを助けて……)
ハダカの芹緒はテープレコーダーを持って紫苑の前に立つ。
「渡せ」
「姫恋様を解放してからです。そして私以外は解放してください」
「……ふざけるな。お前に選択肢があるとでも思っているのか?」
「そうしなければ私は今すぐここで舌を噛み千切ります」
「『チッ』」
紫苑の力が芹緒に届くか届かないかといったところで霧散する。
(自分しか守れないなんて、今までと同じだ……)
芹緒はやるせなさに俯き、紫苑は力が防がれたことを知ると嘆息し、頷く。
まだだ。
先ほどは約束を破られた。まずは姫恋の命が先決だ。
「この小娘か……。『息をしろ』」
紫苑の力ある言葉とともに、姫恋はふっと糸の切れた操り人形のように床に崩れ落ちる。
その胸は……かすかにだが確かに上下している。
そしてさくらと桜子、葵を出入り口の扉へと追いやる。
「約束は守ったぞ」
扉の近く、紫苑が手を伸ばす。芹緒は歩み寄るとテープレコーダーをその手に乗せる。
「私と交渉とは小賢しいな、美琴!!」
紫苑が大きく手を振りかぶる。芹緒は紫苑の目を見たまま殴られることを覚悟する。
「私の嫁に手を出すなーーーーっ!!!!!」
「ぐあっ!?」
突然扉が開け放たれ、一人の中年男性が紫苑に駆け寄ると、叫びながら紫苑を蹴り飛ばす。その衝撃で、テープレコーダーが紫苑の手から離れる。
「!?!?」
突然の乱入者にこの部屋にいる面々は理解が追い付かない。
ただ一人、芹緒を除いては。
この男の面影は知っている。一時期鏡で毎日うんざりするほど見慣れた顔だ。
男は芹緒を力強く抱きしめると、耳元でささやく。
「遅くなってごめん、芹緒さん」
それは、無理な手術を強行し、たった四日で元の姿より驚くほどスマートになった『芹緒優香』姿の『九条美琴』だった。
ハダカになり紫苑の靴に口付けをし、屈辱に満ちた言葉を言わされた。みんなのためだと理性で納得はしていても、心はぐちゃぐちゃで壊れてしまいそうだった。
だというのに。
そんな自分を抱きしめる、体中に包帯を巻いた、汗だらけ、アザだらけの、まだまだだらしない元自分の体。
その温もりに触れた瞬間、絶望感で張り詰めていた心があっけなく溶けていき、どうしようもなく胸が熱くなって鼓動が跳ね上がる。
『キュン♡』
心がときめいた。
毎回3000文字を目標に書いていますが、今回はなんと6000文字オーバー!(ほんの少しだけ)←さらに増えました。
……2つに分けたらいいのに()
この作品のタイトルは『ヤサシイセカイ』なので、息苦しいお話は早く終わらせたかったのです!
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