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登場人物紹介――第一章終了時点

◆長谷川《はせがわ》　誠治《せいじ》

スーパーマーケットで副店長を務める３０歳。

基本的にはおだやかな性格だが、ときどき説教癖が出る。

拙作『Room No.403』およびその続編『ハッピーエンドはここじゃない』にも出演しています(宣伝)。

◆水渡《みなと》　七海《なみ》

伯鳴高校３年生。１７歳。

学校では愛想がないが、バイト先での接客態度は上々。

仕事(や色恋)で多忙な母親の代わりをしていたので、家事全般が得意。

◆古井河《こいかわ》　愛佳《あいか》

伯鳴高校で国語を担当している２９歳。七海のクラスの担任でもある。

無慈悲に近づいてくる誕生日に怯えている。

拙作『この学校に小説家はいない』および『百日前に亡くなった恋人が幽霊になって戻ってきた、その妹とキスをしているさなかに』にも出演しています(宣伝)。

◆榊原《さかきはら》　桐子《きりこ》

長谷川と同じスーパーでレジ主任を務める２７歳。

年下ながら社歴が長く、長谷川は頭が上がらない。

得意技はローキック。

◆三ツ森(みつもり)　青葉《あおば》

七海の中学時代からの友人。

進学先が別々になってしまい、七海には複雑な感情を抱いていた。

夏の一件を機に和解した模様。

◆水渡　洋美《ひろみ》

七海の母親。この物語の元凶。