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希望の光

作者: 柴田歩

目の前が見えない、真っ暗闇の中。私は一人宛もなく進んでいた。

どこにも出口が見当たらない。私はもうずっとこの場所に閉じ込められている。

気づけば他にも人がいた。無数の人間が出口を求めてさまよっている。

私の病は治らない。他の人の病も治らない。不知の病。

神様なんていない。

私は必死に出口を探した。普通に生きるために、人として生きるために。

突如、一筋の光が暗闇に射し込んだ。

皆がそちらへ向かっていく。私もそちらに向かって駆ける。

今は届かない。

けれど光は未だ確かにそこにあって。私たちを照らしていた。

いつか、辿り着く予感がした。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 希望の光、たどり着けるといいですね。
2019/08/29 01:25 退会済み
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