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空想噺短編集  作者: 遊耶
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神頼み

ある男は神に言いました。

「どうか世界を平和にして下さい」


神は男に言いました。

「それならば、人類を根こそぎ滅ぼす事になる」



男は神に言いました。

「地球をもっと美しい場所にして下さい」


神は言いました。

「それならば、人類が滅ぶか、人類が栄えるかの二択だ。私に願う事ではない」



ならば、と男は言いました。

「私の家族を幸せにして下さい」


神は男に言い聞かせるように言いました。



「それならば、私はお前を殺すことになる」



知らなくても良いことがある。そして意図せずに二百文字ぴったり。びっくりした。

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