プロローグ
これまでの人生において、様々な選択の機会に迫られ、時には失敗し、時には成功してきたことだろう。
そんな中で、もしも、そんなことを考えたことは無いだろうか?
もしも、あの時、別の選択をしていたならば、
もしも、あの頃に戻れるならば
もしも、未来に行けるのならば
そんなもしもを考えた事は人間ならば、一度くらいあるだろう。
社会人ならば、学生の頃に
学生ならば、もっと前の学年に
そんな楽しかった。後悔のある。あの頃に戻りたい。
戻れるならば別の選択をして、別の人生を送ってみたい。
そういった物語を考え、妄想したことはあるだろう。
そして、もしもの自分は妄想の中で、大きくなり、やがて後悔へと変わっていくのである。
何故なら、妄想の自分は別の選択をして成功し、今の自分よりも輝いて見えるから。
しかし、現実は非情だ。ふとその妄想から出れば、これまで通りの見知った自分が存在し、
何故、別の選択をしなかったのかという後悔だけが残る。
そんな自分に、やり直しの機会が訪れるならば、どうするだろうか?
どんな形だろうか? 昔に戻れるのか? 未来の自分を見れるのか?
妄想ははかどるばかりである。
これから語られるは、もしもの機会を手にした者が、二度目の人生を後悔の無いように謳歌する物語である。
初投稿です。
文章を書くという行為は難しいものですね。
改めて痛感しました。
これらか本編が始まります。
面白いものとなる様頑張りたいと思います。