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人物紹介

ブックマーク、評価ありがとうございます!

コロナの影響か、ある意味多忙な為、今回の更新は手抜きです。ごめんなさい (´×ω×`)

落ち着くまでは更新がやや滞るかもしれませんが、出来るだけ週一で更新できるように頑張ります!

今週も誤字報告頂きました。皆さんホントにありがとうございます!

 ~騎士団の人々~


 ・ウドルフ・オブ・フェルンバッハ 四十二歳


 アズレア王国騎士団、第一騎士隊隊長。現フェルンバッハ侯爵。近衛も兼ねる第一騎士隊の隊長を十年程務めるベテランの騎士。その実力は王国一で、王からの信頼も厚い。また、情に厚い熱血漢であり、プライドの高い第一騎士隊を上手くまとめている。

 側頭部に白髪の混じるイケおじで、リリーの事は娘……と言うよりかは年の離れた妹のように思っている。


 

 ・リーヴェス・フォルスター 三十歳


 アズレア王国騎士団、第一騎士隊副隊長。フォルスター子爵家四男。常に隊長のフェルンバッハと共に行動し、隊員の行動に目を光らせている。また、騎士隊の教育係も務めており、新人騎士からは鬼の副隊長として恐れられている。

 リリーにはリーヴェスが貴族名だと勘違いされており、「リーヴェスさん」と呼ばれているが、敢えて指摘はせず楽しんでいる模様。



 ・フレドリック・フォン・ブラバンドール 二十二歳


 アズレア王国騎士団、特務部隊所属。ブラバンドール伯爵家次男。

 隊の中でも飛び抜けて弓矢の扱いが上手く、狙った獲物は外さない。風の魔法の適合者なので、弓矢に風を纏わせ威力を増すことが出来る。落ち着きの無さをクラウスに咎められる事がしばしばあるが、本人はそこが長所だと思っている。

 リリーのローズガーデンはある出来事からトラウマになっており、入るのに躊躇っているのを度々目撃されている。



 ・ガウル 二十五歳


 アズレア王国騎士団、特務部隊所属。

 アズレア王国東部に位置する山岳地帯で生まれ育つ。青年期を過ぎる頃には一族の中で誰よりも逞しく成長するが、ある事件がきっかけで村を追い出されてしまう。その時に顔に大きな怪我を負ってしまうが、普段は獣化した姿で体毛によって隠れている。リリーに半獣化した姿を見てみたいと懇願されるが、醜い傷跡を見せたくない為、頑なに拒否を続けている。

 戦斧を愛用しており、遠征の際は背中に大きな斧を担いで移動している。



 ・アンネリース・レディガー 二十七歳


 アズレア王国騎士団、特務部隊所属。

 レディガー伯爵家の長女であり、上に兄が二人、下に弟が二人と男兄弟に囲まれて育った。家族全員が性別を問わず、騎士として王国へと仕えている。

 レディガー伯爵家は先祖代々王家に仕える武人一家であり、元々は子爵だったのだが、その功績により伯爵へと陞爵した。

 愛用の武器はトランスウィップ。常に腰に鞭のようなものを下げているが、魔力を込めることにより剣にも鞭にも変化する魔道武器を使用する。

 ジンジャーヘア(赤毛)の美しい髪を持つ、女性騎士の憧れの存在。密かにファンクラブまであるのは本人は知らない。

 

 

 ~ブローディアの人々~


 ・アクスル・オブ・ブローディア 四十八歳


 アズレア王国西部に位置する水の街ブローディアを納める伯爵。クラウスの叔父。

 ブローディアと言う大きな街を治めているが、民からの評判も良く広く支持されている。

 妻を若い頃に亡くし、以来ずっと独り身を貫いてきた。周りからは早く後妻を迎えろとせっつかれているが、本人には一切その気は無い。亡くなった妻を心より愛している。

 多感な年頃の娘に頭を悩ませるが、妻によく似たその娘を心を鬼にして厳しく育ててきた。本当は娘にデレデレで、叱りつけた日などは酷く落ち込み、夜遅くまで一人で反省会をしている。娘の他に王宮に務める息子がいる。

 実はリリーがブローディアに来る前からリリーの事は知っており、部下に密かに調査させていた。

 リリーに全く悪意も害も無いと知ると、リリーをサポートする為に喜んで力を貸すこととなる。



 ・ヴェロニカ・オブ・ブローディア 十五歳


 ブローディア伯爵家長女。クラウスとはいとこの間柄。母親に似た美しいピンクゴールドの美髪の持ち主。

 幼い頃に母親を亡くし寂しい幼少期時代を過ごしてきた。いつだか余りにも厳しい父親に心を閉ざそうとするも、アルベルトの計らいにより、伯爵の一人反省会をこっそりと覗いて以来、立派な淑女になろうと心に決める。が、考えるよりも行動が先に出てしまう為、アルベルトからは及第点すら貰えていなかった。

 リリーと出会う事で、リリーを姉の様に慕い、リリーのような素敵な女性になりたいと心掛けるようになると、ようやく淑女としての及第点を貰えるようになった。

 アルベルト曰く、母親と似ているのは髪だけではなく、一番似ているのはお転婆すぎる性格だと言う。

 

 

 ・アルベルト 六十二歳

 

 ブローディア伯爵家のベテラン執事。先々代のブローディア伯爵の頃から下働きとして仕え、先代の頃より執事としてブローディア伯爵家へと仕えている。

 また、亡くなった伯爵夫人の事を心から敬愛しており、生き写しの様なヴェロニカの成長に、目頭が熱くなることも。

 社交界でのアルベルトの株は非常に高く、「どんなお転婆でも立派な淑女に教育することが出来る」と有名で、一時期その有能ぶりに学園アカデミーから特別講師を請れることもあったとか。


 


 ・ギャレット 五十三歳


 ブローディアで一番大きな商会、フロスト商会の会長。

 グレーヘアの物腰の柔らかそうな見た目とは違い、商売となるとブローディアで彼の右に出る者はいない。

 最近では魔女リリーと契約を交わし、バースの村にある工房ミュゼと商品のやり取りをしている。

 現在、王都進出へ向け着々と準備を進めている。



 ・ジェフリー 二十四歳


 普段はバースの村唯一の店で生活用品などを売っている。実はブローディアで一番のフロスト商会の跡取り息子。

 現在、王都進出へ向け準備を進める父親の手伝いをしながら、自身もブローディアにあるフロスト商会の跡を継ぐ為、ブローディアで過ごしている。

 バースの店はバースの住民の中から若い青年を雇って経営している。

 半月に一度、商品を卸しに来るミラと何気ない会話をするのが最近の楽しみ。

 リリーの事は初めて会った時に「可愛い」と思っていたが、恋心に変わる前にクラウスの登場により親友の位置に留まった。

 


 ・ミランダ 十九歳


 バース生まれバース育ちの元気が取り柄の食いしん坊娘。

 工房ミュゼの責任者。以前は五人の可愛い作業員だけだったが、今では工房の拡大とともに多くの作業員をまとめ上げている。

 ジェフリーがバースにいる頃からずっと片思いをしている。半月に一度、商品を卸にフロスト商会に行くのが何よりの楽しみ。

 リリーとは何でも話せる一番の親友。



 ・ソニア 四十四歳

 

 バースの「木漏れ日亭」の女主人。リリーと同い年の息子がいる。夫は流行病によって亡くなっている。

 突然村にやってきた世間知らずなリリーを優しく迎えてくれたお母さんのような存在。ソニアもリリーの事は娘同然に思っている。

 最近では魔女の噂を聞き付けた旅人がバースにやって来るのだが、悪意のある旅人は不思議な力によって弾かれる為、リリーの魔力がそうしているのではと疑っている。

 宝物はリリーに貰った「サンダーソニア」の花。




 

小話を数話挟んだあとは、クレメオ・フランジパニ編へと突入します。

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