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英語タイトル

nostalgia.

作者: 雪つむじ

駆け抜けた道も

振り返って見た足跡も

それは脈々と続く

永劫の時を繋ぎとめた呪い

最初に歩いたと覚えているのは

自分の靴なんかでは全然なくて

父親とか

母親とか

そんな存在の靴を借りて歩いた事


最初から自分の靴で歩いていたわけじゃないんだ

だから今

自分の靴で歩いているのかが不安になるんだ


できれば足跡をつけたくないと宙を舞い

ついた足跡を誰にも見られたくないからと偽名を使う

ご先祖様に恥ずかしいなんて気持ちはないけれど

それでも一等親内の血縁に迷惑はかけたくない


誰の靴で歩いているのかわからない


なら


その靴を

自分の靴だって言い張ればいいのに

挿絵(By みてみん)

昨日のをひっくり返しただけ。

言葉もひっくり返しただけ。

でも、刺さってきた。


ありがとうございました。

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